ジャン・リケール コート・デュ・ジュラ レ・サル シャルドネ/Jean Rijckaert Côtes du Jura Les Sarres Chardonnay 〜おすすめワインリスト〜

ジャン・リケール コート・デュ・ジュラ レ・サル シャルドネ_2018

今回おすすめするワインはこちら。

フランス・ジュラ地方のビュヴィリー村で造られる、シャルドネ種のピュアな個性を生かした良質な生命力あふれる一本。

「自分たちが食事の時に飲みたいワイン」という方針で造られるワインは、多くのミシュランガイド三つ星レストランから高い評価と信頼を得ており、料理の味わいを最大限引き立てることのできる素晴らしい味わいとなっています。

厳しい収量制限と手作業での収穫、天然酵母による自然発酵、バトナージュ(熟成中のワインをかき混ぜる作業)を行わない長期樽熟成といった手法により、繊細にテロワールを表現したワインとなっています。

ワイン名のレ・サルとは、ビュヴィリー村の単一畑の名前です。畑は灰色の泥炭質土壌で、小さな牡蠣の貝殻の化石を含んでいます。

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青りんごや洋梨、レモンの香り、蜂蜜やトーストのニュアンス。味わいは、洋梨のような優しい果実味と酸味、塩気を含む豊かなミネラルが感じられます。状態によっては少し青みがかった透明感のある印象を受けますが、開いてくるとトロピカルフルーツのようなニュアンスも出てきます。味わいに隙間があるので料理との相性も良く、ジュラ地方のテロワールから生まれる柔らかな生命力が感じれる質の高い一本です。

ジャン・リケール コート・デュ・ジュラ レ・サル シャルドネ_2018_1
ジャン・リケール コート・デュ・ジュラ レ・サル シャルドネ_2018_1
ジャン・リケール コート・デュ・ジュラ レ・サル シャルドネ_2018_2
ジャン・リケール コート・デュ・ジュラ レ・サル シャルドネ_2018_2

特徴的な身体意識は、センター(細径軸・中径軸)、中丹田、サイド・センター、心田・心田流、ガイアのクオリティなど。

天性のクオリティを持つセンター、細径軸と中径軸が薄っすらと通っています。

頭部には、透明感のある隙間の空いた身体意識が形成されています。

中丹田は温性のクオリティを持っており、コンパクトな形状です。その上部には、天性のクオリティとガイアのクオリティを持つ球状の身体意識が形成されており、そこへ上方からそれぞれのクオリティを持つ身体意識の流れが入ってきています。また、下方へ向かって直線的に降りていく身体意識の流れもあります。これらはテロワールが反映されたものでしょうか。

両脇には天性のクオリティを持つ心田・心田流が形成されています。

サイド・センターは、ガイアのクオリティを持っており、下方向へのゆらぎのあるモビリティを持つ第2側軸と、第2側軸と第3側軸の間に位置する側軸が形成されています。これらの身体意識は、貝殻の化石を含む泥炭質土壌からの影響を受けています。

BA_ジャン・リケール コート・デュ・ジュラ レ・サル シャルドネ
BA_ジャン・リケール コート・デュ・ジュラ レ・サル シャルドネ

このように身体意識から観ると、全体としてテロワールの持つ特徴をよく表していることが分かります。ワインの知識がある方は、ジュラ地方のシャルドネ?と思われるかもしれませんが、シャルドネの持つニュートラルで素直にその土地の特徴を反映するという個性が十分に現れている素晴らしいワインです。土壌の専門家である造り手「フローラン・ルーヴ」氏の能力が遺憾なく発揮されています。身体意識によく工夫された隙間があるため、造り手の意図通り料理と合わせやすい一本となっています。ぜひ味わってみてください。

ジャン・リケール コート・デュ・ジュラ レ・サル シャルドネ_2018_3
ジャン・リケール コート・デュ・ジュラ レ・サル シャルドネ_2018_3

今回ご紹介させていただいたワインはこの造り手のドメーヌ部門のものですが、他社畑からブドウを購入して造られるネゴシアン部門のワインもあります。ネゴシアン部門においても全て自分たちの手で葡萄を収穫しているので品質に安定感があります。中でも、
シャブリ・グランクリュ・ブランショ・ヴィエイユ・ヴィーニュ/Chablis Grand Cru Blanchot V.V.

コルトン・ブラン・グラン・クリュ/Corton Blanc Gran Cru

コート・デュ・ジュラ・ヴァン・ジョーヌ フローラン・ルーヴ/Cotes du Jura Vin Jaune Florent Rouve
がお勧めです。

一般的な味わいなどの詳細は、インポーター資料より抜粋します。

■メゾン・リケール | Maison Rijckaert

コート・ド・ボーヌの白ワインが値上がりする中で、マコネが注目を集めるきっかけを作ったのが、ジャン・リケールだ。

ベルギーの同郷人ジャン・マリー・ギュファンと共に、メゾン・ヴェルジェを興し、古くからの生産者を凌駕する白ワインを量産した。独立して1998年に、ジャン・リケールを設立。多彩なアペラシオンから、ミネラル感あふれる白ワインを生産してきたが、2003年に引退。後継者がいなかったため、フローラン・ルーヴに売却した。

ドメーヌ兼メゾンのリケールは、ブルゴーニュ地方マコネのレーヌ村とジュラ地方レ・プランシュ・プレ・アルボワ村に醸造所を構える。ジュラに6ha、ブルゴーニュに4ha の畑から、ピュアなシャルドネとサヴァニャンを生産する。ラベルの文字がグリーン色のものは自社畑のドメーヌ物で、オレンジ色は購入したブドウから造られる。ワイン・アドヴォケイトをはじめとする評論家から常に高い得点を得ている。

■土壌の専門家の当主フローラン・ルーヴ

父が地質学者だったため、ルーヴの土壌の知識は豊かだ。買い付けるブドウも自ら収穫する。「ブルゴーニュとジュラの地質は共通性があって、シャルドネがうまくできる。コート・ドールの価格は高くなりすぎたが、マコネはまだ手が出る」と語る。

■星付きレストランに愛されるワイン

天然酵母で発酵させ、ゆっくりと時間をかけて圧搾し、純粋なアロマを大切にしている。酵素は添加しない。マロラクティック発酵も天然のバクテリアに任せ、「テロワールの記憶となる」オリの上で長期熟成させる。中古のバリックと大樽を主体にして熟成する。生産量は10万から12万本。

「自分たちが食事の時に飲みたいワイン」という方針から生まれるワインは、飲み疲れすることなく、料理を引き立てる。

その一方で、長期熟成する力も秘めており、抜栓から数日後に頂点に達する。毎日飲めるロールスロイスのようなワインだ。フランスでは、2つ星、3つ星レストランのワインリストに欠かせない白ワインだ。パーカーの評価が高いため、アメリカでも品薄。リケールのワインが普通に買えるのは日本だけと言っていい。

■ 三ツ星レストランに愛され続ける美食のパートナー

メゾン・ヴェルジェの創立者で、後にドメーヌ・リケールを創設したブルゴーニュワイン界の伝説ジャン・リケール。 ブルゴーニュの白ワイン最高の造り手として、ジャン・マリー・ギュファンと共に長年ワイン作りに身を投じ、1998年に自らのドメーヌを設立しました。妻レジーヌと最初に決めた方針は、商業的なワインではなく、自分達が食事の時に飲みたいワインを造る事でした。

過剰なまでに多くの手を加え、繊細な味わいを失ってしまうシャルドネが主流となりつつある中で、決して飲み飽きることなく料理の味わいを最大限に引き立ててくれる魔法のようなリケールのワインは、ミシュランガイドで三ツ星に輝く世界のトップクラスのレストランから絶大な信頼を得ています。生産量が限られるため、一般市場では見かけることさえ困難になりつつあります。リケールのワインは、抜栓後時間が経つほど香りや味わいが発展してゆきます。栓を開けて2~3 時間経過してからが最も飲み頃で、その後3~5 日は香りも味わいも落ちません。 重すぎず、しっかりした骨格と美しい酸を兼ね備えたユニークなワイン。大きめのグラスで食事と共に味わうことでその真価を発揮します。

ブルゴーニュに4 ヘクタール、ジュラに6 ヘクタールの自社畑を有し、醸造所はブルゴーニュ南部のマコネ地区とジュラ地方アルボワ村の2 か所に分かれています。リケールは、自社畑のブドウからワインを作るドメーヌ部門と、 他社畑からブドウを購入してワインを作るネゴシアン部門から成り、ネゴシアン物のワインの生産量は、年間 5 万ボトル程。他社畑から購入するブドウも、全て自分たちの手で収穫し、ドメーヌ物と同様の手法で区画ごとに個別醸造し、全て樽で発酵・熟成させます。ドメーヌ物とネゴシアン物は、ラベルの色で識別できます。緑のラベルは自社畑のブドウから作るドメーヌ・リケール、赤茶色のラベルは他社畑のブドウから作るメゾン・リケールのワインです。

2013 年、ジャン・リケールは、自社畑とネゴシアンの事業を、最高のワインを作る独自のノウハウと共に、現オーナーであるフローラン・ルーヴに引き継ぐ決意をしました。ジュラでワイン造りの経験を磨いてきたフローラン・ルーヴ は、2012ヴィンテージよりジャンと共にワインの共同生産を始め、厳しい収量制限や手摘みの収穫、長時間かけて 優しく丁寧に行う圧搾、天然酵母による自然発酵、長期間にわたるシュールリー熟成など、長年培ってきた門外不出の醸造技術の全てをジャン・リケールより受け継ぎました。

■フローラン・ルーヴ
― リケールの新経営者にして新進気鋭の醸造家 ―

ブルゴーニュのマコネとジュラの 2 か所にセラーを構え、この 2 つの地からワインを産するリケールは、 鋭い観察眼を持つルーヴの指揮の下、更なる飛躍を遂げ、新たな高みに到達している。リケールワインの名声を確固たるものとした人の手による介入を最小限に抑えたワイン造り―厳しい収量制限、 手作業での収穫、長い時間をかけて優しく丁寧に行う圧搾、天然酵母による自然発酵、バトナージ ュを行わない長期樽熟成といった手法とノウハウを順守してきた。ルーヴが目指すのは、それぞれの品種が持つユニークな個性と、個々のテロワールの持ち味を最も自然体に近い手法でワインの味わいに余すところなく表現することだ。(ワイン・エンスージアスト 2017 年 4 月 7 日掲載記事より)

■2016年ヴィンテージ情報
2016年は、9月10日に収穫を開始し、非常にクリーンで美しく熟れたブドウを収穫することが出来ました。この年は、4 月 13 日に特にサン・ヴェランで猛威を振るった雹害の影響で、収穫量は場所によりバラつきの見られる年でしたが、全体的に春の開花が順調に進んだことと、夏に豊富な日照量と雨量に恵まれたため、極めてクオリティが高くバランスの優れたヴィンテージに仕上がりました。自然発酵も極めて順調に進み、しっかりとしたストラクチャーと複雑味を得ることが出来ました。重厚さやパワフルな力強さは昨年に比べるとやや控えめながらも、スタイルとしては 2015 ヴィンテージへの類似点がいくつか認められます。

■2017年ヴィンテージ情報
ブドウの着色期に雨の降らない極めて乾燥した気候が続いたため、圧搾後のマストの量は極めて少なく、僅か 32hl/ha でした。収穫はブドウが程よい熟成具合(青すぎず、またシャルドネのフレッシュな味わいを失わないよう熟し過ぎず)に達するのを待って手摘みで丁寧に選別しながら行いました。収穫は 8 月の最終週から開始し、クリーンでよく円熟したッブドウをこれ以上にない最高の状態で収穫することが出来ました。ブルゴーニュ南部は、北部よりも明らかに果実の円熟度が高かったため、この年は、ヴィレ・クレッセとクリュジー ユの畑で最も良質なブドウが収穫されました。南部のワインは、明らかに果実の円熟感が高いことが特徴として挙げられますが、ブドウの熟れ 具合の高さが極めて顕著だった 2015 年ほどの完熟ではないため、バランスに関して言えば 2015 年よりも優れたヴィンテージと言えるでしょう。シャブリ地区を始めとする北部では、霜の影響で特に低収量となりましたが、品質は非常に高く、夜間は平年よりも冷涼な気候に恵まれたため、 例年以上に高い酸が得られ、収穫期を通して良好な気候に恵まれたお蔭で、よく熟した健康状態の良いブドウを収穫することが出来ました。

■2018 年ヴィンテージ情報
2018 年は、マコネ地区においてもジュラ地方においても偉大な収穫年となりました。ブドウの生育期を通して気候条件は極めて良好で、豊富な収穫量に恵まれました。マコネとシャブリでは、豊作の年にも関わらず、果実味のバランスは極めて良好で、 総酸量は低かったものの、pH はマロラクティック発酵の後も良好な数値を維持しました。2018 年は、ジュラ地方においては特に秀逸な年で、 前年の 2017 年は春の霜害の影響で 50%の収量減となりましたが、熟した実が少なかった分、ブドウ畑は翌年に凝縮感のある果実を実らせるのに十分なエネルギーを蓄えることが出来、この年収穫されたブドウは、低い pH 値と潜在アルコール度数 12.8~13%に換算される理想的な糖度、上質なアロマといった素晴らしい特性を持つブドウを豊富に収穫することが出来ました。

■2019 年ヴィンテージ情報
ブルゴーニュワイン委員会によると、2019 年の冬は、1 月を除いて穏やかな天候に恵まれましたが、4 月の遅霜で、特にマコネ地区は大きな被害を受けました。その後、6 月初旬の冷え込みで開花に時間がかかり、結実不良をもたらしました。夏は平均より暖かく、9 月まで雨量が不足したものの、8 月中旬に僅かに雨が降り、理想的なヴェレゾンに繋がりました。ブドウの成熟期は、晴天と平年よ りも温かな気温により、地区によるばらつきは見られるものの、順調に進みました。マコネ地区では 9 月前半にスティルワインのブドウの収穫が始まりました。2018 年は、夏の干ばつの影響で低収量な年となりましたが、ブルゴーニュ全域で品質が高く、糖度と酸のバランスが優れた健康状態の良いブドウが収穫されました。「典型的なブルゴーニュのエレガンスを備えた偉大なヴィンテージ」が約束されています。この年の白ワイ ンは、果実の円熟感と酸のバランスが良いため、発酵が早く始まり、エレガントでバランスの良いヴィンテージとなる見込みです。

■~Domaine Rijckaert~ 自社畑で作るドメーヌのワイン

□2018・2019 Côtes du Jura Les Sarres Chardonnay 上代価格 ¥3,300(税別)
コート・デュ・ジュラ・レ・サル・シャルドネ

【辛口/白】
産地:ジュラ地方ビュヴィリー村
品種:シャルドネ100%
樹齢:27-30年
土壌:バジョシアン後期の泥炭地層に海洋化石を含むジュラ紀初期のライアス期・三畳紀の石灰・砂礫土壌が連なる
Alc:13%
醸造:野生酵母で一次発酵とマロラクティック発酵を同時に行い、フレンチオークの樽で澱引・攪拌せず澱と共に熟成。無濾過で瓶詰。
樽の比率:2-3年物:20%、7-12年物:80%(新樽不使用)
熟成期間:22ヶ月

コメント
レ・サルは、偉大な白ワインの産地として知られるビュヴィリー村の単一畑で、ピュピラン村に面した東向きの急斜面は、夜明けと共に朝日が降り注ぐ日照量に恵まれた土地です。シャルドネ85%、サヴァニャン15%の割合で栽培しています。フランス語で「グリフェ」と呼ばれる小さな牡蠣の貝殻の化石を無数に含んだ灰色の泥炭質土壌で育つシャルドネは、ジュラならではの仄かな塩気が香るミネラル豊かな白ワインを生みます。水晶のような透明感を持つピュアでエレガントな果実味に香り豊かなアロマ、重量感のある味わい、心地よくミネラリーな後味を特徴とするワインです。

□2018・2019 Viré-Clessé L’Épinet 上代価格 ¥3,400(税別)
ヴィレ・クレッセ・レピネ

【辛口/白】
産地:マコネ地区モンベレ村
品種:シャルドネ100%
平均樹齢:35年
Alc:13%
土壌:バジョジアン期の石 灰岩・粘土質土壌 醸造:除梗せず房ごと空圧で圧搾。土着酵母で自然発酵。100%マロラクティック発酵。重さを出さずにワイン本来のピュアな味わいを保つため、澱引き・バトナージュは一切せずシュールリー熟成。無清澄で瓶詰。
樽の比率:6-12年物:60%、2-5年物:40%(新樽不使用)
熟成期間:10ヶ月

コメント
レピネは、AOC ヴィレ・クレッセの北部に位置するモンベレ村の単一畑で、丘裾に広がる東向きの斜面は、 一日中日の当たる日照量の豊かな土地で、精巧なストラクチャーと濃厚なアロマ、豊かなミネラル感を特徴とするエレガン トで素晴らしくバランスのとれた味わいの白ワインを生みます。

2018VT★バーグハウンド 88-91 点:
白い木生り果実の香りを主体とする表情豊かなアロマに仄かなレモンの果皮とオークのニュアンスが美し い輪郭を添える。味わいはみずみずしく丸みのあるミディアムボディで、生き生きとした鮮やかさとしっかりとした緻密さを持ち、非常にドライで 余韻の長い静謐な後味が広がる。2~3 年のセラー熟成で素晴らしい逸品となるに違いない。
≪飲み頃:2022+年|#76/2019/10/10 掲載≫

□2018 Viré-Clessé Les Vercherres V.V. 上代価格 ¥3,800(税別)
ヴィレ・クレッセ・レ・ヴェルシェール・ヴィエイユ・ヴィーニュ

【辛口/白】
産地:マコネ地区モンベレ村
品種:シャルドネ100%
平均樹齢:50年
Alc:13%前後
平均収量:38hl/ha
土壌:石灰岩の石屑を含むバジョシアン後期の粘土質土壌(活性チョークを多く含むため、鉄分が乏しく極めて低収量)
醸造:粒が小さく繊細な実を潰さぬよう丁寧に手摘みで収穫し、空圧で優しく圧搾。アルコール発酵とマロラクティック発酵 は無添加で自然発酵。ニュートラルなフレンチオーク樽で発酵・熟成。澱引き・バトナージュ・清澄せずシュールリー熟成。
樽の比率:5-8年物:60%、若い樽:20%、新樽:20%
熟成期間:16ヶ月

コメント
ヴェルシェールは、朝日が豊かに降り注ぐモンベレ村の単一畑で、石灰岩の石屑を多く含むバジョシアン後 期の粘土質土壌を持ち、土壌由来のミネラルがワインの味わいに豊かに反映されます。また活性チョークの含有量が高く 鉄分が乏しいため、果粒が小さく、極めて収量が低いのが特徴です。この畑に育つ樹齢50年のシャルドネは、粒の小さな 金色の実を付け、凝縮感のあるアロマと力強い骨格、偉大な複雑味と比類ないバランスを持つワインを生みます。

★バーグハウンド 89-91 点★Outstanding Top Value(傑出したバリューワイン):酒齢の若いうちは、樽香がやや強めに感じられるが、非常に心地よい重量感を持つ生き生きとした鮮やかな味わいで、ミッドパレットは厚みがあり、ミネラリーな石の香りを纏った後味は、非常にドライで余韻が心地よく長く、レピネよりも若干深みが増している。
≪飲み頃:2023+年|#76/2019/10/10 掲載≫

□2018 Bourgogne Blanc Nobles Terroirs V.V. 上代価格 ¥4,000(税別)
ブルゴーニュ・ブラン・ノーブル・テロワール・ヴィエイユ・ヴィーニュ

【辛口/白】
産地:マコネ地区ビュルジー村/リュニー村
品種:シャルドネ100%
Alc:13% 平均樹齢:45-55年
畑の特徴:東向き・南東向きの複数区画で朝日が豊富に降り注ぎます(平均標高:280m)
土壌:小石と少量の粘土を含 むバジョジアン期のウミユリ石灰岩土壌
醸造:空圧で圧搾し、無添加でアルコール発酵&マロラクティック発酵。新樽を一 部含むフレンチオークでおよそ1年間熟成。バトナージュ、澱引、清澄はせずに瓶詰。

コメント
マコネ北部を中心とする樹齢の古い複数区画から上質なフィネスを表現するブルゴーニュに典型的なテロワ ールを厳選。「高貴なテロワール」と呼ばれるブルゴーニュならではの深みのあるミネラル感と繊細なフィネス、素晴らしい 複雑味に満ちた極めてエレガントな白ワインです。

※《》内はインポーター資料より
https://www.millesimes.co.jp/wineinfo/wineinfo-337/

生産者の情報
https://rijckaert.fr/en/

名称 ジャン・リケール コート・デュ・ジュラ レ・サル シャルドネ
英字表記 Jean Rijckaert Côtes du Jura Les Sarres Chardonnay
生産者 ドメーヌ・リケール(ジャン・リケール)/Domaine Rijckaert(Jean Rijckaert)
国・産地 フランス・ジュラ・ビュヴィリー
セパージュ【葡萄の品種】 シャルドネ100%
ビンテージ【葡萄の収穫年】 2018
タイプ【泡/白/ロゼ/赤など】
STポイント※1 85
クラス※2 ハイクラス
抜栓 2020/09
※1
本サイト責任者による評価。身体意識のレベルを中心に、香り・味わい・ポテンシャル・コストなどから算出。最大100ポイント。
※2
価格帯により分類
レギュラークラス3000円未満
ハイクラス6000円未満
スペシャルクラス1万円未満
プレミアムクラス1万円以上
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