【連載】タイトル未定 vol,033 日本ワインを広めるためにサントリー山崎を参考にしてみた〜その2〜、今日のワイン「essay~2018年~」

こんばんは、管理人です。

 

前回の10/20(日)更新予定だったにも関わらず、申し訳ございませんでした。

超たわいもない身内トラブルが発生して更新できませんでした。今回は張り切っていきたいと思います。

 

 

〜〜はじめに〜〜

マーケティングの観点から見ても、面白いニュースがありました。

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悟空のきもち「「51万人予約待ち」強烈人気の裏側 〜東洋経済ONLINE〜

https://toyokeizai.net/articles/-/308719

 

「悟空のきもち」というヘッドマッサージを専門にしているスパがあります。

従業員は女性が大半で、予約もネットを使ってスムーズにできそうです。

さらに日本全国展開だけではなく、海外進出まで行っており、ニューヨークにも店舗を出しています。

https://goku-nokimochi.com

 

「予約が取れない」というニュースがあるのも注目ポイントですが、この企業が展開している商品もユニークです。「最高の睡眠」を提供しようとしているこの企業は、布団をうどんのような形に変えてしまいました。

https://goku-nokimochi.com/udon/

 

管理人も睡眠をかなり重視している方ですが、うどんにくるまって寝ようという発想はなかったな。笑

こういうメディアにも注目を集めやすい商品展開、広告が得意なのでしょう。

 

このマーケティングの肝は「予約が取りにくい」と表立つ点も然りですが、リピート客を大事にしていることでしょうか。リピート客は比較的予約が取りやすいようです。

スパの技術はもちろんですが、「良質な睡眠が取れる X なかなか予約取れないマッサージを受けている充実感 X 常連はリピートできるからという優越感」が相乗効果を生み、新規でくるお客さんからは羨望の目で見られるし、何としても予約を取りたいと思わせられるでしょう。

さらにリピート客には、優越感を維持させるためにも次の予約、次の予約をどんどん取らせるでしょう。まさに夢の相乗ループですね。ウハウハです。

 

こういう良い所はどんどん真似していきたいですね。

 

 

〜〜今日のワイン〜〜

essay~2018年~

 

南アフリカワイン、白ワイン、シュナン・ブラン95%&ヴィオニエ5%、ボトル1,000円程度

造り手:MAN Family Wines

http://man family wines cabernet sauvignon

 

最近で最もコスパがいいワインだと思ったのが、このワインです。ボトルで約1,000円です。楽天やAmazonで購入しようと思ったら、送料で同じくらい取られてしまうくらいコスパがいいです。

ミネラルの中にも優しい、ほんわかとした甘味というか柔らかみを感じられます。ミネラルがしっかりと味わえるので、アルコールも感じられて中丹田の真ん中までスッーと入ってくる美味しさがありました。

実は前回の連載でもチラッと紹介したのですが、しっかりと紹介したいと思い載せました。

【連載】タイトル未定 vol,032 日本ワインを広めるためにマーケティング観点で考えてみた、今日のワイン「カーブドッチ メルロー カベルネ・ソーヴィニヨン〜2017年〜」

 

白ワインでのデイリーワインとしてはとてもオススメで美味しいです。

 

 

〜〜ワイン関連情報〜〜

日本ワインを広めるためにサントリー山崎を参考にしてみた〜その2〜

 

さて、今回は少しプレイバックしてサントリー山崎のマーケティングを分析していこうと思います。正直、山崎は12年やノンヴィンテージを数回飲んだ程度なので、味の分析は十分にできていません。あくまでもマーケティングという観点から見ていきたいと思います。

 

前回、サントリー山崎を紹介した時には海外を意識している拡販を行なっていたのでは?と解説していました。

【連載】タイトル未定 vol,029 日本ワインを広めるためにウィスキー山崎を参考にしてみた、今日のワイン「パロッソ ランゲ ネッビオーロ~2016年~」

 

今回はもう少し、掘り下げます。まずは現在のサントリー山崎の商品ラインナップです。

山崎というブランドだけですと、ノンヴィンテージ、12年、18年、25年の4種類です。25年は定価で12万円もするんですね。

https://www.suntory.co.jp/whisky/products/0000000038/0000000099.html

(HP:サントリー 山崎 製品詳細より)

 

山崎ウィスキーの価格帯は他製品と比べてどうなのでしょうか?ヴィンテージラインナップがあるシーバスリーガルを例に挙げると、同じ25年でもシーバスリーガルは2万円弱です。(Amazon調べ)かなり高級なウィスキーだということが伺えますね。

 

山崎ウィスキーを飲もうと思ったら、Barや飲食店に行くと在庫があれば飲めたりしますよね。日本のBarではだんだんと飲めなくなってきたようですが。さらに日本国内では酒屋でも在庫で置いてあるケースがあります。海外のウィスキー酒屋事情は分かりませんが、ネットでも購入できるようです。価格帯を見ても、やはり生産国の日本に居た方が、海外よりも山崎を手頃に飲むチャンスはありそうですね。

https://www.thewhiskyexchange.com/p/2940/suntory-yamazaki-12-year-old

 

そして、この山崎ウィスキーがどうやってブランド力を築き上げていったかは、まだ分析しきれていません・・・すいません。

しかし、管理人なりに今ある情報で分析してみました。一つは冒頭にも紹介しました「悟空の気持ち」のマーケティングにも似た戦略がなされているのでは?と思いました。

まず、山崎ウィスキーの転換点になったであろう年は2015年だと思います。

2014年末に発表された「ジム・マレー ウィスキー・バイブル」はウィスキーガイドブックの世界的権威に「世界一」と評価されました。

https://www.suntory.co.jp/whisky/yamazaki/news/016_02.html

 

もちろんテイストのレベルが世界水準ということもあるかと思いますが、世界的権威を取ったジャパニーズウィスキーなんて肩書きは、日本人は大好きです。笑

さらに2011年に限定150本販売とした「山崎 50年」が2018年に香港で行われたオークションで3,000万円を超える値が付けられました。

 

サントリー「山崎50年」が3250万円!国産レアウイスキーの相場 〜DIAMOND ONLINE〜

https://diamond.jp/articles/-/190442

 

2011年のリリースなので、先行投資という形ですが、ここまで金額が跳ね上がる(=市場価値が高まる)ことができました。また、ウィスキーの醸造方法に依る所だと思いますが、生産量が少し減ったことで、さらに希少価値が高まりました。

「美味しいレベルのテイスト X 入手が難しいお酒を飲む優越感 X 価格が高い=美味しいと認識してしまう」ことが相乗効果を生み、お金を生んでいるのだと思います。これを狙ってプロモーションしているのか、結果論なのかは不明ですが、なんにせよ、マーケティング観点として相乗効果は外せなさそうですね。

 

引き続き、分析していきます。

 

 

〜〜さいごに〜〜

前回の連載はすいませんでした。

管理人と総支配人の中で、次のワインに関する情報リリースを考えている所です。

みなさんのワイン選びの大きな参考になると嬉しいなぁ。

 

次回の更新は10/27(日)です!

次回の更新もお楽しみに!!

 

 

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