【連載】タイトル未定 vol,031 日本ワインを広めるために日本酒を参考にしてみた、今日のワイン「シャトー・メルシャン 椀子シャルドネ〜2018年〜」

こんばんは、管理人です。

 

 

〜〜はじめに〜〜

ラグビーワールドカップでは、本日10/13に日本がスコットランドと対戦して、見事勝利しました。そして無事、ベスト8へ進出したようです。本当におめでとうございます!

管理人も試合を観ていましたが、手に汗にぎる攻防でルールを完全に理解できていた訳ではないですが、とても面白かったです。ラグビーは日本では、人気なサッカーや野球と違って選手人口が少ないスポーツです。にも関わらず、出場選手が多いことと、接触プレーが多く怪我をしやすいために平均選手寿命は他のスポーツと比べても比較的短いのではないでしょうか。

このワールドカップやオリンピック効果で選手人口を増やすこと、国内リーグや海外遠征など日本ラグビーを強くするための起爆剤となれば最高だと思います。

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マーケティング観点から今回のラグビーを見てみると、まず最初に思い浮かぶのが「啓発本」です。

日本ラグビーに学ぶ経営やチームリーダーの解説本が多く出ると思います。事実、前回のラグビーW杯でも日本ラグビーに関連した啓発本、ビジネス本がたくさん出ていました。

書かれている内容は過去にもあったような啓発本やビジネス本などが多いですが、ラグビー効果もあって出版社はこぞって本を出すのでしょう。

 

と偉そうに解説していますが、まだ管理人はラグビーに関連した啓発本やビジネス本を読んだことがありません。本屋でパラパラっと読んでみようと思います。

 

 

また、10/12は静岡をはじめとした中部、北陸、関東、東北の地域で台風19号の被害がありました。

今回は日中に中部、関東に大雨や強風があったために日中の報道はそれら地域がほとんどでしたが、実際に大きな被害が出たのは、深夜に台風が上陸した関東以北でした。

被災した方々の一日でも早い復興を願うとともに、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 

 

〜〜今日のワイン〜〜

シャトー・メルシャン 椀子シャルドネ〜2018年〜

 

日本(長野)、白ワイン、シャルドネ、ボトル3,500円

造り手:シャトー・メルシャン/椀子(まりこ)ヴィンヤード

https://www.chateaumercian.com/winery/mariko/index.html

 

抜栓した瞬間にシャルドネの良い香りがしてフルーティ、フレッシュさが鼻に広がります。

味としては、シャルドネの風味は出せてると思うのですが、海外ワインのような深み、構造は判断に困るところです。総支配人が身体意識として出しているような意識は残念ながら無いように感じます。口に含んだあとは表面的で、鼻あたりに意識が集まりますが、そこで収束してしまう感じが、あともう一息!という惜しい気持ちになります。

それでも味はとても美味しいです。樽の香りを、シャルドネの味を崩さすに上手く出していると思いました。今回は2018年をすぐに飲んでしまったためにこれらの意識は若さ故、かもしれません。

他のヴィンテージも機会があれば、飲んでみたいものです。

 

椀子ヴィンヤードのワインは生産本数も少ないようですが、国内で大変人気があるようで、あまり手に入らないようです。見つけた際は買った方がいいですよ!

 

 

 

〜〜ワイン関連情報〜〜

前回は日本ワインを広めるために、どうすればいいのか?海外(フランスのみですが・・・)の味覚を紹介しました。日本人が好んで飲む、ビールや日本酒は海外の舌からすると、「フレッシュ」や「フルーティ」に感じるようで、日本人の抱くイメージとだいぶ異なると感じました。

【連載】タイトル未定 vol,030 日本ワインを広めるために海外の味覚を調べてみた、今日のワイン「ロンコ・ディ・サッシ プリミティーヴォ・アパッシメント~2016年~」

 

管理人がまず出した一つの考察は、海外に受ける日本ワインは重厚感が必要になるのではないか?ということです。

そこで都内にある、日本ワインショップを2件ほど回ってみました。ショップの方とも話をしたのですが、前回飲んだプリミティーヴォのような果実味を出しているワインはあるが、海外ワインに見られる重厚感あるワインはなかなか無いようです。その果実味を出している日本ワインをテイスティングしてみました。

 

北条ワイン ヴィンテージ赤

http://www.hojyowine.jp/products.html

確かに果実味はあるのですが、重厚感とはまた違います。ぶどうやラズベリーの果実味を強く感じるという程度です。まだ海外ワインと比べたら軽いです。

2ショップの方とお話しても、やはり日本ワインの中で重厚感を出せているワイナリーはなかなかいないようです。しかも、買いに来るお客さんの中には、やはり「重たいワイン」を探しにくる方は多いようです。日本でも需要はあるのですね。

 

では、もう一つの考察はどうでしょうか?もう一つの考察は日本ワインにも、「フレッシュ」さ「フルーティ」さを求めるということです。その点については、日本ワインは軽い性質も持っていることですから、醸造方法などは大きく変えなくても良さそうです。

(全体的な日本ワインのレベルアップは必要だと思いますが。)

味と同じくらい大事なのは、どのように販売していくのか?というマーケティング観点です。

サントリーの山崎ウィスキーにそのマーケティングを学ぼうと思いましたが、なかなか参考になる事例が出てきませんでした。

そこで、今回は日本酒を挙げてみたいと思います。

 

日本酒は海外では「SAKE」という呼称で知られており、日本への観光客は居酒屋など行くとすすんで「SAKE」を頼みます。海外の人は”おちょこ”という小さいコップでお酒をちびちび飲む文化がないので、その飲み方にも食いついているようです。

 

本気で日本ワインが、世界のマーケットに入り込んでいこうと思ったら「Japanese Whisky」や「SAKE」といったジャパニーズを全面に押し出した提供の方法を考えなくてはならないかもしれません。

例えば、日本酒は熱燗や冷酒のような飲み方をします。ワインにもホットワインがあるくらいですから、日本ワインも温めて提供したり、キンキンに冷やして提供できたりすればいいかもしれません。

これはあくまでもブランド確立の方法論であるため、前提は味が美味しいことです。

それを踏まえた上で、日本ワインのブランドを確立する方法を考えた方がいいかもしれませんね。

 

 

〜〜さいごに〜〜

今月はワインを買いすぎてしまいました。笑

一人では消費し切れない本数が家に保管されています。当分はこれらのワインを飲むことにしましょうかね。いやはや、金欠が進みますな。笑

 

次回の更新は10/17(木)です。

次回の更新もお楽しみに!!

 

 

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