【連載】タイトル未定 vol,025 ワイン醸造では木樽?ステンレス樽?、今日のワイン「コノスル カルメネール レゼノバ~2017年~」

こんばんは、管理人です。

 

 

〜〜はじめに〜〜

今回は巷で有名なニュースというより、個人的に興味のあったニュースを紹介します。笑

実は米国がUFOが映った動画を「本物」と認めました。

 

未確認飛行物体の目撃報告、米海軍が「本物」と確認 -livedoorNEWS-

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https://news.livedoor.com/article/detail/17104580/

 

他のニュースなどを調べてみると分かるのですが、米海軍はあくまでも「未確認」な物体を認めただけです。笑

つまり、良く分からないということですね。もし本当に外宇宙からきたものであれば、ロマンが広がります。管理人の本業は宇宙にも関連している業界ですが、私は早く人間以外の高度な文明が発展している惑星に行ってみたいです。子供の頃からSF映画をたくさん見てきたので、映画の世界が現実になるというのは心踊ります。

 

それでは今回の連載に行ってみましょー!

 

 

〜〜今日のワイン〜〜

コノスル カルメネール レゼノバ~2017年~

 

チリ、赤ワイン、カルメネール

造り手:ヴィーニャ・コノスル

https://www.conosur.com/en/home/

 

前回、前々回に引き続き、コノスルシリーズでカルメネール品種です。

カルメネールという品種ですが、過去に飲んだことはあるものの、しっかりと味を分析しようと思いながら飲んだのは初めてだったのですが、他の赤ワインぶどう品種とは違った特徴があって面白かったです。このカルメネールはテロワールによって程度はありそうなものの、総じてスパイス系な風味があります。

今回紹介しているコノスルシリーズのカルメネールもクリーミーな味わいの中にも、スパイス感が混ざっていました。

意識としては、構造系ですがそこまで大きなインパクトがなかったので、ほとんど感じることはありませんでした。そういう意味では意識としては薄いかもしれません。

スパイスと言っても、ツンとするものではなく、香りや味わいを楽しめる程度のスパイス感です。

味の表現を言葉にするのは難しいですが、好みによっては好きな人はいるかと思います。

 

しかし、紹介しているコノスルシリーズは全般的にクリーミー感が感じられて優しい味わいになっています。木樽での醸造をしているようですが、今回の連載ではワイン醸造の樽について書いています。

 

 

 

〜〜ワイン関連情報〜〜

ワインの醸造の工程にはぶどう果実を発酵、熟成をさせるために「樽」を使っています。

この樽ですが、ワインの造り手によっては木の樽を使っているところもあれば、ステンレスの樽を使っているところもあります。どちらも一長一短のようですが、その違いを簡単にまとめました。

 

まず木の樽ですが、「温度管理に手間がかかり、消費財なのでコストがかかるが、樽由来の風味が出せる」という特徴があります。

ワイン醸造に使われる木樽はナラという樹種が使われています。その中でも代表的なのはフランス産、アメリカ産の樽であり、それぞれ特徴があるようです。

フレンチ・オーク・・・穏やか、ヴァニラの香り

アメリカン・オーク・・・甘い、ココナッツの香り

 

そのほかにもハンガリー産やクロアチア産、ロシア産などの木樽があるようですが、造り手は作りたいワインの味わいに合わせて樽を選んでいるようです。

さらにそれら樽はローストと言って、樽の内部を焼いてさらに香りを出す工夫をしています。この焼き加減によっても樽から出てくる香りが異なってくるようです。

ライト・ロースト・・・軽いヴァニラ香

ミディアム・ロースト・・・スパイス、ヴァニラ、ココア、チョコレート

ヘヴィ・ロースト・・・煙、コーヒー、カラメル

 

このようにワインの風味を決めるために重要な樽ですが、種類やロースト以外にも味を左右する要因があります。それが樽の大きさと使用頻度です。

樽が小さければ、ワインが樽に触れる面積が大きいため、樽による影響が大きいです。一方で、樽が大きければ、ゆっくりと熟成が進み、味わいは穏やかになります。さらに樽が大きいと一度に多くのワインを醸造することができます。工房の面積も限られているので、大きい樽と小さい樽を使い分けている造り手もいるかもしれません。

 

また、樽の使用頻度として、樽が新品だとワインに浸っていないため樽の香りが付きやすいですが、古樽は穏やかな香りが付きます。ワインの樽にもお酒作りには大切な酵母が付いていると思うので、一概には言えないかもしれませんが、古樽は新品よりも安く市場に出回っているかもしれません。

 

木樽の説明ばかりしてきましたが、ステンレス樽も忘れていませんよ。笑

ステンレス樽は「温度管理、衛生管理がしやすく、酸化を防ぐ効果もあり、一度導入すれば交換リスクは低い」という特徴があります。

これまで木樽はワインに香りを付けることをメインに説明してきましたが、ステンレス樽でワインを醸造する場合は、樽の中に「オークチップ」と呼ばれる木樽の木片を一緒に入れることで香り付けをしています。

 

ワインの造り手にとって、樽は味わいを左右する重要なファクターであることには間違いないですが、我々消費者もこういう知識を持って飲んでみるとまたワインが楽しくなりますね。

 

 

〜〜さいごに〜〜

関東は本当に涼しくなってきて、過ごしやすくなりました。

寒くなってくる時期にはボジュレーなどのイベントはもちろん、ホットワインが出てくるなど、楽しみ方が広がります。

 

管理人はホットワインがすきなのです。。。

 

8月末にもワイン会へ参加してきましたが、9月もワイン会へ参加してきます。

前回のレポートもまだですが、面白いワインがあれば、紹介していきます。

 

次回の連載は9/22(日)です!

次回の連載もお楽しみに!!

 

 

 

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