【連載】タイトル未定 vol,022 日本ワインの歴史〜その4〜、今日のワイン「コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン レゼノバ~2017年~」

こんばんは、管理人です。

 

 

〜〜はじめに〜〜

関東には8日(日)の夜から翌日9日(月)の朝にかけて強い勢力を持った台風15号が通過する予定です。関東の交通機関では、台風の影響による対応が実施されています。東海道新幹線は終電を早く切り上げ、JR東日本の東海道線も21時10分以降のダイヤについて、運休を決めたようです。

このような迅速かつ、フレキシブルな対応はすごく良いと思うんですよね。色々とクレームを言ってくる客もいるかもしれませんが、安全を考えたらすごく合理的なジャッジですもんね。

このような調子で、交通量のある電車の各線には深夜運行の実施や、通勤ラッシュの緩和に尽力してもらいたい限りです。

スポンサーリンク

来年2020年に東京オリンピックが開催され、一部の交通機関は開催期間中に柔軟な対応が求められてくると思います。

その対応の中で、オリンピックが終わった後にも利用者がより快適に利用できるような施策を講じてもらえると嬉しいなぁと期待しています。

 

台風15号、交通の運休相次ぐ サッカーの試合前倒しも -Yahoo!ニュース-

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190908-00000018-asahi-soci

 

それでは、今回の連載もいってみましょー!

 

 

〜〜今日のワイン〜〜

コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン レゼノバ~2017年~

 

チリ、赤ワイン、カベルネ・ソーヴィニヨン

造り手:ヴィーニャ・コノスル

https://www.conosur.com/en/home/

 

赤ワインの品種飲み比べシリーズですが、白ワインのぶどう品種と同様にチリ産ワインのコノスルで飲み比べをしてみようと思います。

まず最初に紹介するのは「カベルネ・ソーヴィニヨン」です。ワイン自体がクリーミーでなめらかです。これはおそらく樽製造の影響だと思われます。

Cono Sur のワイナリーギャラリー

https://www.conosur.com/en/valles-y-bodegas/

意識的には「構造」をはっきり感じる気がします。このワインは長方形の箱のような、ピラミッド三角形のような構造を感じました。ブルーベリーと樽のクリーミーな香りを感じ、シンプルなのですが、厚みというか奥行きがある風味です。シンプルで美味しいワインです。早飲みでも十分楽しめると思います。

 

 

 

〜〜ワイン関連情報〜〜

日本ワインの歴史〜その4〜

今回の連載で、日本ワインの歴史は最後にしたいと思います。さて、前回は明治時代に山梨県で造られたワインが人口の集中している東京で消費されるために、輸送のための交通と保存をするための貯蔵庫を作るための技術的発展もあり、ワイン産業も育っていったとお話しました。

 

1891年には新潟にある越後高田の川上善兵衛は日本の風土に合った、ぶどう品種の改良を始めました。改良に改良を重ねた結果、1927年にはマスカット・ベーリーAを交配し、日本でのワイン造りに貢献していきました。しかし、まだ日本にはワインというお酒はマイナーは飲み物で、果実酒というと甘いお酒というイメージからなのか甘いワインが好まれていたそうです。

 

日本ワインが今日まで多く消費されているのは、戦時中のワイン作りも影響しているかと思います。第二次世界大戦中、日本では国内のワイン作りを推奨していたようでした。その理由はワインを醸造した際にできる「酒石酸」という有機化合物です。この酒石酸はワインの樽にたまる沈殿物から搾取することができます。現在、酒石酸は食品化合物として利用されていますが、戦時中は酒石酸に加里ソーダを加えることで「ロッシェル塩」という物質が作れます。ロッシェル塩は音波を素早く捉える特性を持っているため、軍事兵器に転用されていました。そのため、戦時中はワイン作りが推奨されていたのです。

 

戦時中のワイン造りの推奨 -国税庁-

https://www.nta.go.jp/about/organization/ntc/sozei/quiz/1212/answer.htm

 

戦後もワインは作られており、1970年の日本万国博覧会の影響から、日本の食文化多様化したためワインがだんだんと受け入れられるようになりました。

さらに1980年代のボジュレー・ヌーボブームや1990年代のイタ飯ブームによってワインが日本の食文化にもとけ込みやすくなったという訳ですね。

 

日本にはお酒の種類として、日本酒、焼酎、ビールをはじめウィスキーなど多種多様のお酒があります。ワインもその一つですが、日本という立地は地球上からみても適しているんですよ。

地球上の北緯30度〜50度、南緯30度〜50度にあたる立地はワイン作りに適した環境ということです。

ワインベルト

http://cave-online.suntory-service.co.jp/blog/shiru/winebelt/

 

日本ワインは世界の有名なワインと比べるとどうしても、値段では見劣りしてしまいます。値段でワインの美味しさが決まるわけではないですが、世界のワインがどのように価格が決まっているのか、今後もレポートしていこうかと思います。

 

 

〜〜さいごに〜〜

赤ワインのぶどう品種の飲み比べを始めました。まずは今回のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを飲みました。品種の特徴を捉えるというのもなかなか難しいですけどね。頑張ります。

 

次回の更新は9/12(木)です。

次回の更新もお楽しみに!!

 

 

先頭に戻る