今回おすすめするワインはこちら。
「山崎ワイナリー ピノ・ノワール ブルーラベル/YAMAZAKI WINERY PINOT NOIR Blue Label」「山崎ワイナリー メルロー/YAMAZAKI WINERY MERLOT」のページでも書かせていただきましたが、北海道の中でもトップレベルの実力と安定感を持つ、山崎ワイナリーのワイン。今回はシャルドネ・プライベート・リザーブのご紹介です。
同じ造り手のワインを別の記事で紹介するのは出来るだけ避けようとはしているのですが、山崎ワイナリーは3つ目です笑
このプライベートリザーブはワイナリー限定販売のワインです。
山崎ワイナリーは2001年に設立された新しいワイナリーですが、高い評価を受けています。除草剤や化学肥料は一切使用しておらず、清浄な環境にしか生息できないエゾサンショウウオも頻繁に顔を出します。
全醸造プロセスを通して、果実、果汁やワインの移動をポンプではなく自然の重力を利用する「グラヴィティ・フローシステム」を採用しています。本サイトでご紹介させていただいた「シャトー・デギュイユ/Chateau d’Aiguilhe(Stephan von Neipperg)」でも採用されているシステムで、ブドウの果皮等へのダメージを防ぎ、液体へのストレスを軽減することが出来ます。
発酵はフレンチ・オーク製の発酵タンクを使用し、樽熟成、野生酵母を使用しています。
このシャルドネは、樹の東側に実る房の周りの葉を早めに取り除き日光を当てることで酸を減少させ、一方西側の葉は取り除くのを約3カ月遅らせブドウの酸を保ち、これらの異なる酸味のブドウを一緒に発酵させることで酸の絶妙なバランスを保っているそうです。
柔らかな柑橘系果実の香り、北海道産の歯ごたえのある新鮮なリンゴが熟したような香り、ミネラルのニュアンス。香りからも、冷涼さと清涼感が伝わってきます。味わいは、シャルドネ樽発酵と共通点はありつつも、美しい生き生きとした酸と樽由来の柔らかさとのバランスが素晴らしく、華やかさもあり、別格の完成度となっています。
![山崎ワイナリー シャルドネ プライベートリザーブ2016_色](https://i0.wp.com/bodyawarenessofwine.com/wp-content/uploads/_img/others/山崎ワイナリー-シャルドネ-プライベートリザーブ2016_色.jpg?resize=750%2C1000&ssl=1)
特徴的な身体意識は、センター(細径軸・中径軸・大径軸)、サイド・センター、中丹田、温性のクオリティ、肩包面、心田・心田流、転子、ウォールなど。
センターは見事に3層構造を成しています。この身体意識だけでも、同じ造り手の他のワインとの格の違いが分かります。大径軸は、通常よりも少し細めです。
転子から下に通るサイド・センターも天性のクオリティを持ち、スッキリとした脚の通りを感じます。また、転子も非常にスッキリとしています。
上丹田は球状ではありませんが、斜め上方から天性のクオリティが導入されています。
中丹田はきれいな球状に形成されており、その上部、身体意識でいえば肩包体※の形状を持つ温性のクオリティが形成されています。この身体意識はちょうど中丹田の上へ覆い被さるような位置にあります。そこへ、心田・心田流から熱性のエネルギーが導入されています。
※肩関節、肩甲骨、鎖骨および周囲の筋肉群に形成される身体意識。肋骨の上に被っている分厚い蓋のような形状をしている。
心田流は僅かに天性のクオリティも導入しており、これが北海道の秋から冬にかけての清々しさを感じさせます。
この肩包体のような形状を持つ身体意識の上には肩包面のような身体意識もあり、これも清々しい天性のクオリティを持っています。
その肩包面のような身体意識には、天から清々しい霧雨のようなクオリティを持つ身体意識が降り注いでいます。
身体の両サイドにはガイアのクオリティを持つウォールも形成されており、上から下へのモビリティが感じられます。
身体意識からもこの土地の環境が思い描けるような素敵なワインですので、ワイナリーまで足を運んででも購入する価値はあるでしょう。おすすめの一本です。
![BA_山崎ワイナリー シャルドネ プライベートリザーブ](https://i0.wp.com/bodyawarenessofwine.com/wp-content/uploads/_img/BA/BA_山崎ワイナリー-シャルドネ-プライベートリザーブ.png?resize=1024%2C1024&ssl=1)
比較として山崎ワイナリーのCHARDONNAY 樽醗酵の身体意識図を載せておきます。
中径軸・大径軸や中丹田、肩包面といった主要な身体意識は共通していますが、見比べると、プライベートリザーブの構造の豊かさ、スケール感の圧倒的な違いが分かります。このように文字情報や価格以外で、そのワインの価値が一目で直感的に分かる、という点も「身体意識(Body Awareness)」によって表現する大きなメリットだと思います。
![BA_山崎シャルドネ樽発酵](https://i0.wp.com/bodyawarenessofwine.com/wp-content/uploads/_img/BA/BA_山崎シャルドネ.png?resize=1024%2C1024&ssl=1)
同じ造り手のワインでは、
CHARDONNAY 樽醗酵(Barrel fermentation)
ZWEIGELT
PINOT NOIR Blue Label
PINOT NOIR Black Label
なども美味しいワインです。
この中では、ZWEIGELTが若くても飲みやすいワインです。
PINOT NOIR Black Labelもお勧めです。
![山崎ワイナリー ピノ・ノワール ブラックラベル2016](https://i0.wp.com/bodyawarenessofwine.com/wp-content/uploads/_img/etiquette/山崎ワイナリー-ピノ・ノワール-ブラックラベル2016.jpg?resize=633%2C1024&ssl=1)
一般的な味わいなどの詳細は、生産者資料より抜粋します。
《私たち家族は北海道のこの地で4代に渡り農作業に従事しています
人々がワイナリーに集い達布地域の素晴らしい自然や美味しい農産
さらに今まで農産物の品質にこだわりを持ってきたように、
地下30cmの海
突然ではありますが、白亜紀の次の次、
文献によると、追分層(※1)を峰延層(※2)
どちらの地層からも貝化石を産出するのが特徴だそうです。
ということで、掘ってみました。
※1追分層
達布山の西方に分布しており、常緑灰色〜
時代:新第三紀 環境:海成
※2峰延層
追分層の上位の地層で、主として細粒砂岩からなり、
時代:新第三紀 環境:海成
掘ること3分、30cmほど掘るとボロボロと砕ける層に到達し、
本当はもっと掘って色々探したかったのですが、
博物館や図鑑で見た大昔の海の中の世界が、
実際にこの場所でそうした時間があったのだと実感し、
山崎ワイナリー シャルドネ 樽醗酵 2016
柑橘系の果実と樽のバニラが調和した香り。
果実味と透明感のあるミネラル豊かな味わい。
豊かな果実味と、長く綺麗な余韻が後味を引き締める、 シャルドネ樽醗酵。
ワイナリーから一望出来る南斜面の葡萄のみを使用。
KERNER 2018
グリーンがかった色調。
品種特有の白い花や柑橘系果実の華やかな香り。
果実味とスパイスを感じる複雑な味わい。
日本刀を思わせる切れ味鋭い硬いミネラルが特徴のケルナー。
葡萄栽培地:北海道三笠市達布807番地
使用葡萄品種:ケルナー
樹齢:18年
醸造:スキンコンタクト、低温醗酵
CHARDONNAY 2017
黄色がかった色調。
柑橘系果実や花の爽やかな香りと、ほのかな樽のニュアンス。
冷涼な土地を感じられる凛とした味わい。
ミネラル豊かな酸味が余韻を引き締めるシャルドネ。
葡萄栽培地:北海道三笠市達布791-22番地
使用葡萄品種:シャルドネ
樹齢:5年
醸造:ホールプレス、低温醗酵、樽熟成
SAUVIGNON BLANC forest 2017
麦わらのような色調。
柑橘系果実と南国系果実の複雑な香り。
複雑な果実味と爽快な余韻。
夕日をたっぷりと浴びて育ったソーヴィニヨンブラン。
葡萄栽培地:北海道三笠市達布791-22番地
使用葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン
樹齢:7年
醸造:ホールプレス、樽醗酵、樽熟成》
※《》内は生産者の資料より
http://www.yamazaki-winery.co.jp/
生産者の情報
http://www.yamazaki-winery.co.
名称 | 山崎ワイナリー シャルドネ プライベートリザーブ |
英字表記 | YAMAZAKI WINERY CHARDONNAY Private Reserve |
生産者 | 山崎ワイナリー |
国・産地 | 日本・北海道 三笠 |
セパージュ【葡萄の品種】 | シャルドネ100% |
ビンテージ【葡萄の収穫年】 | 2016 |
タイプ【泡/白/ロゼ/赤など】 | 白 |
STポイント※1 | 90 |
クラス※2 | ハイクラス |
抜栓 | 2019/07 |
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