【総支配人 ワインバトル 第2回】
場所:都内某ワインショップ
内容:お楽しみ袋選び
さて、今日は週末飲むワインを選ぶとするか。先週ここで買って飲んだ
サン・テステフ・ド・モンローズ/Saint-Estephe de Montrose
は美味しかったな。素晴らしいバランス感だった。さすがはシャトー・モンローズのプライベートワインだ。
おや、お楽しみ袋か。面白い。これは「body awareness of wine」サイトの総支配人として実力を示すのによい機会だ。3000円なら買ってみてもいいかな。
1番よい中身は、五大シャトー筆頭のシャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンド、カリュアド・ド・ラフィット/Carruades de Lafite 2004か。市販価格25000円くらいだな。
幸い30袋全て残っている状態だ。
基本はゆるんで美しいシルバーの地芯に乗り、立ち上がるセンターに身を任せることだったな。
そして、袋1つ1つへリバースを掛ける。面倒がらずに1つ1つに、だ。
近くにシャトー・オーブリオンがあるな。この身体意識を参考にしてみるか。意外に若く荒々しいパワーを感じる。ということは、ラフィットの方も2004だが熟成後の綺麗な細径軸ではなく似た傾向があるかもしれない。
直接袋は見ずに、武蔵の言う「観の目」を使わなければならない。そのためには身体の液体化だ。
1番左の木箱と真ん中の木箱には先ほどのような身体意識は感じられない。この右側の木箱、ここにあの身体意識と近いものを感じる。
おっと、油断して「見の目」を使いそうになってしまった。観の目で、と。ふむ、右の木箱の内、左から2列目の所にあの身体意識を感じる。では前列か後列か…前列だな。ではこいつを頂いていくとするか。
結果は…
カリュアド・ド・ラフィット/Carruades de Lafite 2004
「手に入れる」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!
「手に入れた」なら使ってもいいッ!