今回おすすめするワインはこちら。
「自社の原材料から最高のクオリティーを得る」という造り手の哲学を最大限反映させたワイン。
この造り手のスタンダードラインの
オチョア クリアンサ/Ochoa Crianza
は、ヨーロッパの有名ワインスクールで「綺麗に造られたテンプラニーリョのお手本」として教材で使用されているワインです。
その造り手がプライベート用に作っていたものを、周囲の後押しを受け最良のビンテージの時にのみ生産するワイン。
自信を持ってリリースしたワインだけあって、テンプラニーリョの比率は低いものの、厳選された葡萄から生まれる力強さと完成度の高さが感じられます。
黒系果実の鮮明な香りと樽のニュアンスがあります。開けたてでも、凝縮されたピュアな果実味と豊かな酸味があり、しっかりとした縦のストラクチャが感じられます。非常によい葡萄を使っている印象です。
この時は高岡師範との食事会で、師範自ら「極意注ぎ」をしていただきました。基本形の極意注ぎからさらに発展した注ぎ方、天の中心である「天芯」から吊られ、天芯から呼吸意識の「吸引」を使いながら注ぐというハイレベルなものでした。
その結果、味は激変。
師範曰く「7万円くらいのワインの味がする。1980年代のラフィットに近い香りだ。」
とのことでした。
開けたての時にはほとんど感じられなかったボルドーワインのようなヨード香などの隠れた要素が、「極意注ぎ」によって最大化していました。
理想的な「極意注ぎ」はそのワインが持つ全ての要素を最大化させます。
高岡師範の圧倒的規模の身体意識と、その身体意識がもたらす気功効果により味わいの各要素が最大化し、ワインの身体意識も激変しましたが、そのバランスは崩れることなく素晴らしいものでした。このことから、かなりの高いポテンシャルを持つワインであると言えます。
特徴的な身体意識は、センター(細径軸・中径軸・大径軸)、中丹田、肩包面、ガイアのクオリティなど。
センターについては、細径軸は下まで綺麗に通り切っています
上軸は、大径軸、それより太い大径軸、さらに太い大径軸という強力な三重構造をしています。
下軸は中径軸と大径軸の二重構造です。
全体としてかなりの規模があります。
中丹田も強力で、その上には天性のクオリティを持つ肩包面があります。
ガイアのクオリティも豊かにあります。これは栽培法として、葡萄の葉全体に陽が当たるように広い間隔で植えていることなどからも分かるように、葡萄栽培に対する造り手の姿勢が反映されたものでしょう。
同じ造り手の上記以外のワインでは、
オチョア グラン レセルバ/Ochoa Gran Reserva
もおすすめです。
一般的な味わいなどの詳細は、インポーター資料より抜粋します。
《家族経営のボデガス・オチョアは、ナバーラ王国の首都があったオリーテにあり、ナバーラでもっとも古いボデガの一つです。文献によれば、オチョアワインの歴史は14世紀まで遡ります。
自社の所有する143haのエル・ボスケぶどう園の大部分は、オリーテの南に数キロ、標高400mの高地にあり、土壌は石灰質に富む粘土質で、雨量は非常に少なく乾燥しています。南向きの畑は、ぶどうの葉全体に陽があたるように列の間隔は3m、株間は1mと、非常に贅沢な栽培法を採用しています。
さらにぶどうの収穫量を落とし、常に高品質を保つことに徹し、たとえ若くして飲まれるワインであっても、それに使われるぶどうは最高の糖度が得られるまで待ってから収穫します。
高品質なワイン造りに徹した商品は、毎年ワインコンクールでいくつものメダル受賞に輝いています。
Ochoa Vendimia Seleccionada(Finca Montijo)2005
自社畑から最高のクオリティーを得るという生産者の哲学を反映させた赤ワイン
「自社の原材料から最高のクオリティーを得る」という生産者の哲学を最大限反映させました。長年かけて自社畑を大切にし続け、最高の畑を厳選することから生まれたワイン、つまり生産者の先祖と大地の賜物です。》
※《》内はインポーター資料より
http://shop.spainclub.jp/smart
生産者の情報
http://bodegasochoa.com
名称 | オチョア・ヴェンディミア・セレクショナーダ(フィンカ・モンテ |
英字表記 | Ochoa Vendimia Seleccionada(Finca Montijo)Bodegas Ochoa |
生産者 | ボデガス・オチョア |
国・産地 | スペイン・ナバーラ |
セパージュ【葡萄の品種】 | カベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロー45%、テンプラニー |
ビンテージ【葡萄の収穫年】 | 2005 |
タイプ【泡/白/ロゼ/赤など】 | 赤 |
STポイント※1 | 92 |
クラス※2 | スペシャルクラス |
抜栓 | 201808 |