カレラ セントラル コースト ピノ ノワール/ CALERA CENTRAL COAST PINOT NOIR 〜おすすめワインリスト〜

カレラ_セントラルコースト2015

今回おすすめするワインはこちら。

 

「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と呼ばれる造り手のワイン。美味しいカリフォルニアのピノ・ノワールを飲みたい時はまずはこれ。

グラスへ注ぐとラズベリーなどの赤系果実の香りが広がります。タンニンは柔らかく口当たりも滑らか。密度の濃い旨味も感じられます。余韻も長いのですが、その余韻へ重ねるようにさらに飲みたくなる魅力があります。

特徴的な身体意識は、センター(細径軸)、顔から頭部前面に入ってくる天性のクオリティ、中丹田、コンパクトで軽めの下丹田。
このセンターは、造り手の「最高のピノ・ノワールを造る」という意思の現れでしょう。バランスの良い身体意識で、そこから誰からも好かれやすい味わいを生み出しています。もちろん料理とも合わせやすい身体意識です。

この造り手のフラグシップワインで、カリフォルニアのロマネ・コンティと呼ばれるのに相応しいワインである
カレラ ジェンセン ピノノワール/CALERA Pinot Noir Jensen
は入手困難なワインですが、一度は飲んでみたいワインです。

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余談ですが、高岡師範が若い頃、ワインのインポーターを始めたばかりの人が自宅へ訪ねてきて、そこで紹介されたワインがこのカレラだそうです。気に入ってケースで買われたそうです笑

一般的な味わいなどの詳細は、インポーター資料より抜粋します。

ブルゴーニュワインに魅せられて
オーナーのジョシュ・ジェンセンはエール大学で学び、人類学の修士号を取る ため英国オックスフォード大学に留学しました。そこでワインを楽しむ機会が増え、ブルゴーニュワインの不思議な力に引き込まれたといいます。1969 年に憧れのコート・ドールを訪れ、DRC でスタッ フ兼通訳として当時のセラー責任者アンドレ・ノブレの元で働き始めました。英語の通訳を兼ねていたので、来客に立 会、試飲をする機会に恵まれたのです。また、デュジャックで収穫を手伝った際には、オーナージャック・セイスと懇意 になり、多くを学びました。「ブルゴーニュで学んだぶどうにほとんど手をかけない自然なワイン造り」に魅せられ、この体験が「アメリカで最高のピノ・ノワールを造る。」という目標に駆り立てたのです。

カリフォルニア 石灰岩を探す長い旅 1971年
~塩酸の瓶を携えて~
1971年にカリフォルニアに戻ったジョシュは、「最高のピノ・ ~塩酸の瓶を携えて~ ノワールは石灰岩が造る」というブルゴーニュでの教えを元に、まず石灰岩のありかを探しだすことに注力しました。 NASAの衛星を基につくられた土地台帳などで調査し、キャンピングカーで辺境の土地をめぐり、希望 の土地を手に入れるのに要した時間は2年。そこは野生木々が生い茂り、野生動物も多い一般人は近づきがたい田舎の奥地。しかしこのマウント・ハーランの険しい頂上付近の岩に塩酸をたらすとコート・ ドール同様の反応をし、「最適の地」であることが分かったのです。1974 年水も電気もない、廃墟となったかつての石灰岩の砕石場の跡地に、土地を購入。しばらくはトレーラーハウスを住まいとしました。

ファーストヴィンテージの意外な秘密
自分のぶどうが育つまでは、ジンファンデルを買ってワインを造りました。初リリースは 1975年。カレラの記念すべき最 初のワインはジンファンデルということになります。最初の2年間は近くのワイナリーに間借りして造りましたが、1977年には自分の醸造所を造るために畑とホリスター市街の中間地点に土地を購入。1978年に自 分の畑から初めてのワインを700ケース作りました。これが自身のぶどうから造った初ヴィンテージ。昔の 石切り場として使われていた急斜面にテラス状の段差を利用してグラヴィティ・フロウ(自然の重力を利 用したぶどうに優しい醸造方法)を採用し、出来るだけ人の手を加えない造りを行っています。ボルドーでこの手法を取り入れたのは2000年代からですから、かなり早くから導入されていたことになります。

開墾
トラクターで土地をならし、灌漑施設を造り、1975年にジョシュは 3つのテロワールの異なる区画 24エーカーに最初のピノ・ノワー ルを植えました。それぞれの区画にセレック、リード、そしてジェンセンと畑ごとに個別の名前をつけました。

ピノ・ノワールのクローンの出所
ジェンセンの畑に最初に植えられた木は 、ジ ョ シュが DRCから持ち帰ったものではないかとひそかに噂されています…。

CALERA CENTRAL COAST PINOT NOIR 2014
厳選した買いぶどうで造られるワイン。プラムやバラの花びら、キイチゴ、ほのかなスイカの砂糖漬けの香りが感じられます。口に含むとスパイシーなチェリーの風味が、ブラック・ ラズベリーと甘いオークの風味とともに広がります。柔らかい流れるようなテクスチャーで活き活きとしたフィニッシュです。

※《》内はインポーター資料より
https://www.jalux.com/documents/division/retail_winelist_2017.pdf

https://www.jalux.com

生産者の情報
https://www.jalux.com

名称 カレラ セントラル コースト ピノ ノワール
英字表記 CALERA CENTRAL COAST PINOT NOIR
生産者 カレラ・ワイン・カンパニー
国・産地 アメリカ・カリフォルニア ・セントラル コースト
セパージュ【葡萄の品種】 ピノ・ノワール100%
ビンテージ【葡萄の収穫年】 2012/2015
タイプ【泡/白/ロゼ/赤など】
STポイント※1 82
クラス※2 ハイクラス
抜栓 2015/06
2018/08
※1
本サイト責任者による評価。身体意識のレベルを中心に、香り・味わい・ポテンシャル・コストなどから算出。最大100ポイント。
※2
価格帯により分類
レギュラークラス3000円未満
ハイクラス6000円未満
スペシャルクラス1万円未満
プレミアムクラス1万円以上
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