シャトー ピュイグロー/ Chateau Puygueraud 〜おすすめワインリスト〜

ピュイグロー2011

今回おすすめするワインはこちら。

ポムロール地区で作られメルローの最高傑作と呼ばれる「シャトー・ル・パン/Château Le Pin」を手掛ける「ティエポン家」のひとり、「ニコラ・ティエポン/NICOLAS THIENPONT」氏が手掛けるワイン。乳酸菌の働きでワインの酸味を抑えまろやかにするマロラクティック発酵を最初に取り入れたシャトー・ル・パンを手掛ける家系らしく、非常に柔らかく完成度の高いワインです。

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冷涼な気候から生まれる品格と、豊富な日照量から生まれる豊かな果実味。これらが見事に調和しています。パワーと充実感がありながら全体としてのバランスも取れています。古典的なボルドーワインと比べるとモダンな印象ですが、コストパフォーマンスの高い一本です。食事と合わせやすいのも嬉しいです。

特徴的な身体意識は、センター、中丹田、太陽からのリバース、大地とつながる下丹田、周囲を取り巻くガイアのクオリティです。細径軸・三丹田といった貴族的な特徴を持つ傾向があるボルドーワインとしては珍しく、太陽からのリバースが中丹田とつながることで明るさを生み出しており、それがこのワインの魅力となっています。品格と深さを包み込む明るさは他のボルドーワインにはあまり見られない特徴です。

また、このワインの黒系果実の香りの中に混ざる森の下草の香りは、大地とつながる下丹田やガイアのクオリティといった身体意識と密接に結びついています。おそらく造り手は農業人としての誇りもある方なのでしょう。貴族と農業人の両立を感じさせる身体意識がこのワインの魅力となっています。

一般的な味わいなどの詳細は、インポーター資料より抜粋します。

ポムロールの『ル・パン』や『ヴュー・シャトー・セルタン』といった銘醸ワインを生み出してきた『ティエンポン』家。一家はコート・ド・フランの地で銘ワインを生み出すどころか、このボルドー最小のアペラシオン自体を有名にしてしまいました。

ティエンポン一家がシャトーを購入したのは1946年。しかし、土壌の手入れだけで何と30年がかけられました。そこからブドウを植え直し、1983年にようやくリリースされたファースト・ヴィンテージはいきなり批評家に絶賛され、またたく間に市場の人気シャトーとなります。この堂々たる品質は一家が所有する他のトップ・シャトーと全く同じ細心の手入れとレベルの高い醸造によるものです。

※《》内はインポーター資料より
https://mot-wine.mottox.co.jp/winery/publish/html/771.html

生産者の情報
https://mot-wine.mottox.co.jp/winery/publish/html/771.html

https://www.nicolas-thienpont.com

名称 シャトー ピュイグロー
英字表記 Chateau Puygueraud
生産者 ニコラ・ティエンポン
国・産地 フランス・ボルドー・コート ド ボルドー
セパージュ【葡萄の品種】 メルロー60%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニョン10%、マルベック5%
ビンテージ【葡萄の収穫年】 2011
タイプ【泡/白/ロゼ/赤など】
STポイント※1 85
クラス※2 レギュラークラス
抜栓 2016/08
※1
本サイト責任者による評価。身体意識のレベルを中心に、香り・味わい・ポテンシャル・コストなどから算出。最大100ポイント。
※2
価格帯により分類
レギュラークラス3000円未満
ハイクラス6000円未満
スペシャルクラス1万円未満
プレミアムクラス1万円以上

このワイン身体意識図はこちら↓

【ワインの身体意識】-No.0007- シャトー ピュイグロー/ Chateau Puygueraud

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