ボデガ イヌリエータ スール/BODEGA INURRIETA SUR 〜おすすめワインリスト〜

ボデガ イヌリエータ スール_2016

今回おすすめするワインはこちら。

スペイン・ナバラ州で造られる、コストパフォーマンスの高い一本。1000円台前半で楽しめます。

ワイナリー名の「イヌリエータ/INURRIETA」とはバスク語で「蟻塚」のこと。オーナーの祖先が約100年前に葡萄を育てていた土地の名前でもあり、情熱を持った祖先への賛辞として名付けられました。緑豊かで風が強く、風力発電の盛んな地域です。

ワイン名の「スール/SUR」とは「南」のことで、地中海沿岸で栽培されるガルナッチャやシラーなどのスペイン土着品種から造られています。

ワイン造りのポリシーは、
「飲みやすいワイン(easy drinking)をリーズナブルな価格で提供する」
こと。
親しみやすいワイン造りを目指しています。

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ボデガ イヌリエータ スール_2016_1
ボデガ イヌリエータ スール_2016_1
ボデガ イヌリエータ スール_2016_2
ボデガ イヌリエータ スール_2016_2

スミレや赤系果実の香り、ココアやバニラのニュアンス。味わいは、生き生きとした生命力、期待が高まってくるような果実味と酸が感じられ、時間が経つとふくよかさも出てきます。バランスが良く、いつ飲んでも安定感のあるワインです。

特徴的な身体意識は、センター(細径軸・中径軸・大径軸)、中丹田、心田・心田流、ガイアのクオリティなど。

天性のクオリティを持つセンターは、細径軸が天地に通り切っています。この価格帯ではかなりのハイパフォーマンスと言えるでしょう。中径軸は腰辺りの高さまで、大径軸は薄っすらと胸の下辺りの高さまで通っています。

中丹田は二重構造になっており、時間の経過とともに開き、強く大きくなってきます。その中丹田と重なるように、上方へ向かって込み上げてくるようなモビリティを持つ身体意識が形成されています。ワインの飲み応えや期待感を高める効果があります。

中丹田の斜め前下方からは、熱性のクオリティを持つ流れが入ってきています。砂を多く含む粘土質土壌の影響でしょうか。

中丹田の中心よりも少し上に、肩包面のような身体意識が形成されています。正規の肩包面よりも少し低い位置ですが、熱性のエネルギーが上がりすぎないように抑えています。

このワインの最も特徴的な身体意識であるガイアのクオリティは、周囲から体幹部へ向かって入ってくるようなモビリティを持っています。このワイナリーのある地域は、緑豊か風が強く風力発電が盛んということですが、まさにその地域から生まれている身体意識と言えるでしょう。テロワールが分かりやすく現れています。

心田・心田流も形成されており、天性のクオリティと熱性のクオリティが重なるように入ってきています。脇が広い、という感じではないのですが、エネルギーは入ってきています。

BA_ボデガ イヌリエータ スール
BA_ボデガ イヌリエータ スール

このように身体意識から観ると、全体としてテロワールの特徴をよく表現しているワインと言えます。上半身と比べると下半身はかなりシンプルな構造ですので、料理と合わせるための隙間があり、マリアージュも期待できます。緑色に例えられるような、柔らかく強い風が吹いている地域の恩恵を、充分受けながら造られていることが容易に想像できる素敵なワインですね。

この造り手のワインはどれもコストパフォーマンスに優れ、安定感がありますが、中でも1000円台で購入できる
ナバエルス/Navaelus
や、
フラグシップワインである
アルトス デ イヌリエータ レセルバ/Altos De Inurrieta Reserva
がお勧めです。

また、ガルナッチャ100%で造られる
ミマオ ガルナッチャ/Mimao Garnacha
や、
ソーヴニョン・ブラン100%で造られる
オルキデア/Orchidea
もお勧めです。

一般的な味わいなどの詳細は、インポーター資料より抜粋します。

トレンドを意識しつつ、新しいことにも挑戦。飲み易いワインをリーズナブルな価格で。

「イヌリエータは土地の呼び名」
牛追い祭りで有名なナバラ州の州都パンプローナから南へ約55kmにあるファルセスの郊外にあります。イヌリエータという名前は、バスク語の「蟻のいる場所」を意味し、祖先が約100年前に葡萄を育てていた土地の呼び名で、ワインに対する情熱を持っていた祖先への賛辞として選びました。ロゴは、今まさにワインオープナーでコルクが開けられようとしている状態を表しています。

「乾燥した気候と3つの異なった標高の畑」  畑は、元々がアルガ川だったため、石の多いのが特徴です。畑は海抜300mから480mの間の3つの異なった高度にあり、それぞれが違った土壌になっています。気候は恵まれていて、基本的に乾燥しており、気温も低めです。風が強く風力発電が盛んな地域で、あちこちに巨大な風力発電機を見ることが出来ます。雨は多めなのですが、風が樹を乾燥させ、また夏の暑い時の気温を下げる働きもします。夏場にはボデガの前を流れるアルガ川の水を使い、必要最小限の量を一滴ずつ畑に落とします。作業には、ポルトガルやモロッコからの毎年決まった季節労働者を使っています。

「誰にでも愛されるワインを手頃な価格で」  ワイン造りのポリシーは、飲みやすいワイン(easy drinking)をリーズナブルな価格で提供すること。国や文化を問わず、誰にも愛される、親しみやすいワイン造りを目指しています。

<評価>
ヒュー ジョンソン「ポケットワインブック第9版」に、ナバラの優良生産者のひとつとして掲載

※葡萄品種&比率は、オルキデア、スール以外は、毎年作柄によってブレンドが変わります。

歴史
アントニャーナ家の祖先は、葡萄栽培農家。

1940年代 父は、プエンテ ラ レイナに4haの葡萄畑を所有。父、兄弟と働く。

1971年 父の引退を機にパンプローナに移り住み、スーパーマーケットビジネスを始める。24店を経営するに至る。

1999年 葡萄を植える。

2001年 スーパーを売り、ワイン造りに専念

2002年 正式にボデガを設立

オーナー
アントニオ アントニャーナ、ホセ アントニオ アリオーラ 他2名 : オーナー

ケパ サガスティサバル : エノログ

ホセ アントニオ ぺリセール : 輸出マネージャー

葡萄園
260ha すべてワイナリーの周辺。畑の管理が容易で、収穫した葡萄をすぐに運び込むことが出来る。

ソーヴィニヨン ブラン 75ha
カベルネ ソーヴィニヨン 70ha、メルロ 31ha、ガルナッチャ 26ha、シラー 23ha、プティ ヴェルド 20ha、グラシアーノ 15ha

栽培
農薬は、EUで認められているものを使うが、最低レベルに抑えている。自然に危害を与えない製品を使用している

■オルキデア
ナバラのソーヴィニヨン ブラン栽培のパイオニア
果実味が、飲む人を虜にします

ソーヴィニヨン ブランは冷涼な気候を好むため、他の産地よりも暑いナバラで栽培するのはとても難しく、他の生産者も造り始めましたが成功しているのはイヌリエータだけで、ナバラのソーヴィニヨン ブランの生産量の90%を占めています。また、ソーヴィニヨン ブラン100%はイヌリエータだけです。特にフレッシュでフルーティなスタイルに仕上げるのは大変で、リリースまで4年かかりました。標高300mと350~380m、400~440mと3つのテロワールの異なる畑の葡萄を使用し、複数の酵母を用いることが、成功のカギとなっています。13度に温度管理したステンレスタンクでゆっくりと発酵させます。次に、澱と共に4ヶ月寝かせ、その間テイスティングして判断しながら、攪拌します。その後、0~4度で10日間酒石を落とします。グリーンの入った麦わら色。輝きがあり澄んでいます。とても複雑で強いフローラルなアロマは、次第にパッションフルーツ、ライム、パイナップル等の熟したトロピカルフルーツへと変わります。その奥に熟した果実のアロマが絶え間なく続きます。広がりのあるアタック、かすかな甘さとはっきりとしたフルーティなアロマが広がり、バランスのよい酸に支えられています。「オルキデア」は、蘭の花の意味です。「トマトベースの野菜料理にオリーブオイルをかけたものに非常に合う」とホセは話していました。

■オルキデア キュヴェ
ナバラの繊細なソーヴィニヨン ブラン
と仏産樽の出会いと融合

丘の頂上にある4haの区画の葡萄を使用しています。石と粘土の見られる土壌で葡萄がゆっくりと熟します。醸造は、通常のオルキデアと同様に行います。その後、熟成はフレンチオークのバリック(新樽)で7ヶ月行います。熟成期間中は10日に1回、手動でバトナ―ジュを行って澱を攪拌することで、バランスのよい味わい、骨格をワインにもたらしています。温度を低く保ち、マロラクティック発酵が起こらないようにしています。繊細なソーヴィニヨン ブランと樽熟成による風味が融合しています。緑がかった黄色。トロピカルフルーツやリンゴのアロマ、さらに蜂蜜やバニラの繊細な香りがあります。肉付きがよく官能的で、しかもフレッシュな酸があります。樽熟成させたソーヴィニヨン ブランを造っているのはナバラでイヌリエータだけです。「魚料理と合わせる」とホセは話していました。

■メディオディア ロサード
スペインの良質なロゼ産地ナバラ
ロゼらしい辛口でフレッシュな果実味

メディオディアとはスペイン語で、『正午、昼』、を意味します。セニエ法で造っています。15度で発酵、澱と共に4ヶ月間寝かせています(シュール リ)。3〜4種類の酵母を使い、別々に発酵しています。紫のニュアンスのある鮮やかなバラ色。花やチェリー、苺の香り。滑らかでソフトな口当たり。バランスがよく、新鮮な味わいです。ナバラはスペインの良質なロゼワイン産地として知られています。

■ナバエルス
選別の結果生まれるセカンドラベルですが
クリアンサ相当の熟成をさせています

名前は、ナバラからの造語です。標高350mの畑で、砂を多く含む粘土質土壌です。アメリカンオークの樽で6ヶ月、フレンチオークの樽で6ヶ月、計12ヶ月オーク樽で熟成させ、その後12ヶ月瓶熟させていますので、ラベルには表示がありませんが、クリアンサに相当します。イヌリエータのワインを造る全ての段階で選別し、セカンドラベルであるナバエルスを造ります。また、選別したワインの全てがナバエルスになるわけではなく、一部は地元の農協へバルクで売っています。他の生産者のクリアンサと比較しても、非常に優れています。

■ノルテ
NORTE=「北」の意味 スペインより北の
ボルドーブレンド(カベルネxメルロ)!

標高350mの畑で、砂を多く含む粘土質土壌です。フレンチオークの樽(新樽少々、残りは2、3年樽)で6ヶ月熟成させています。明るいルビーレッド。ブラックベリーやブルーベリーといった黒い果実の熟した香りは、次第にスパイシーになっていきます。果実味の下から軽くスモーキーな香りが感じられます。力強いアタックとたっぷりのボリューム、粘性があり、丸く熟しすぎないタンニンがあります。塩漬けハム、白身肉のシチュー、ローストや網焼きや煮込んだ赤身肉に良く合います。「ノルテ」とは、「北」を意味します。カベルネとメルロという、ボルドーで主に栽培される品種をメインに使っていることから、この名前が付いています。

■スール
SUR=「南」の意味 南欧に位置する
スペインらしさを土着品種を使って表現

標高350mの畑で、砂を多く含む粘土質土壌です。アメリカンオークで6ヶ月熟成させます。輝きのある濃い赤。花(スミレ)や赤い果実(チェリー)の混ざりあった香り。バニラとココアの香りが少し感じられます。グリセリン、ふくよかさがあり、生き生きとしてわくわくするようなワイン。素晴らしいバランスをもったワインを作り出すために、注意深いマセラシオンによって得られたそれぞれの品種のタンニンが、バランス良く混ざり合っています。「スール」とは、南の意味です。地中海沿岸で育つ葡萄をメインにしているので、この名前を付けました。

■クアトロシエントス クリアンサ
400mの高い標高の畑から
バランス良く、いつまでも飲み続けられます

「クアトロシエントス」とは400の意味で、葡萄を海抜400mの畑から収穫していることを意味します。標高が高くなるにつれて石が多くみられるようになります。石灰岩を多く含む粘土質土壌です。カベルネとメルロは非常にパワフル。シラーはフレッシュさを保ちます。樽で約12ヶ月~14ヶ月熟成させます。赤いベリー系の果実、香りのよい木、スパイスがバランスよく混ざり合ったエレガントな香りです。生き生きとしてバランスがとれています。フレッシュで肉付きがよく、熟したタンニンからくるやさしい甘さがあります。余韻は長く、いつまでも飲み続けたくなるようなベルベットを思わせる口当たりです。他のキュヴェより樽熟成期間が長いので、より樽の要素を感じます。

■アルトス デ イヌリエータ レセルバ
規定よりも、ボトルでさらに1年熟成
を経てリリースさせる自信作

「アルトス」とは高いという意味で、イヌリエータが所有する最も標高の高い傾斜地(500m)の厳選した葡萄を使っています。100%石灰岩質の土壌で、土壌は非常に痩せていて、育つ葡萄は収量が低くなりますが、最も質の高いものが出来ます。フレンチオークのバリック(新樽)にて14ヶ月、その後瓶で24ヶ月熟成させています。樽のメーカーは色々です。ボトルで長く寝かせることで、タンニンを丸くし、市場に出てすぐ楽しめるようにしています。ルビーレッドに縁取られた濃いチェリーレッド。熟した赤い実の果実のアロマの下にミネラル、タバコ、レザー(皮)の香りがあります。エレガント、熟したタンニンが口の中を包みこみ、ふくよかな味わいです。洗練されて心地よい、絹のようなフィニッシュが感じられます。

■ミマオ
特別にケアして造られたことから、
「大事に育てる」という名前が付けられました

若すぎないガルナッチャを造りたいと考え、樹齢が上がるまで15年間待ったワインです。ガルナッチャ25haの内、区画の頂上の部分の葡萄を使用しています。上部にあるため表土が浅く、房が小さくなります。土壌は石灰質粘土。発酵前に5度で8日間、コールドマセラシオンを行います。その後、ステンレスタンクで発酵を行います。マロラクティック発酵と熟成はフレンチオーク樽(オルキデア キュヴェに使った樽で、新樽ではない)で行います。熟成は7ヶ月。花や果実のアロマの中にかすかにミネラルの要素が感じられます。口に含むと非常に生き生きとしています。よく熟していますが、同時にとてもフレッシュ。なめらかで深みがあります。長い余韻の中に、ミネラルや熟したガルナッチャの果実味を感じます。ミマオとは、Mi mado「私の子供」の意味で、愛おしさや大切さの想いを込めて名付けました。

※《》内はインポーター資料より
https://www.inaba-wine.co.jp/producer/?id=1445495031-785776&sf=1

生産者の情報
https://www.inaba-wine.co.jp/producer/?id=1445495031-785776&sf=1
https://www.bodegainurrieta.com/

名称 ボデガ イヌリエータ スール
英字表記
BODEGA INURRIETA SUR
生産者 ボデガ イヌリエータ/BODEGA INURRIETA
国・産地
スペイン・ナバラ
セパージュ【葡萄の品種】
ガルナッチャ、シラー、カベルネソービニョン(ビンテージにより異なる)
ビンテージ【葡萄の収穫年】 2016
タイプ【泡/白/ロゼ/赤など】
STポイント※1 82
クラス※2 レギュラークラス
抜栓 2019/08
※1
本サイト責任者による評価。身体意識のレベルを中心に、香り・味わい・ポテンシャル・コストなどから算出。最大100ポイント。
※2
価格帯により分類
レギュラークラス3000円未満
ハイクラス6000円未満
スペシャルクラス1万円未満
プレミアムクラス1万円以上
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