ミシェル・グロ ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ フォンテーヌ サンマルタン ルージュ/Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Fontaine Saint Martin Rouge(Michel Gros) 〜おすすめワインリスト〜

ミシェル・グロ ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ フォンテーヌ サンマルタン ルージュ_2014

今回おすすめするワインはこちら。

20年前、ブルゴーニュワインにはまっていた頃に出会った素晴らしいワイン「ヴォーヌ・ロマネ プルミエクリュ クロ・デ・レア/Vosne-Romanee 1er Cru Clos des Reas」の造り手「ミシェル・グロ/Michel Gros」が2014年からリリースしている一本。

ドメーヌ・フーリエに続き、ブルゴーニュの造り手は2人目のご紹介。意外にもブルゴーニュのピノ・ノワールを取り上げたのは初です笑
他にも「ルロワ」や「アルマン・ルソー」「エマニュエル・ルジェ」「ジョルジュ・ルーミエ」「クロード・デュガ」「フィリップ・パカレ」「プリューレ・ロック」「ジャック・カシュー」「アンリ・ボワイヨ」「カシャ・オキダン」「フィリップ・ナデフ」「ロベール・アルヌー」など、多くのハイレベルな造り手がいるので、今後取り上げる可能性はあります。

ブルゴーニュでは複数の造り手で1つの畑を分けて所有し、葡萄を作っている場合が多いのですが、この「フォンテーヌ サンマルタン ルージュ」は「クロ・デ・レア」同様、ミシェル・グロの単独所有の畑から造られます。ちなみに、ブルゴーニュではそのような単独所有畑のことを「モノポール」と呼び、ワインラベルにも記載されていることがあります。畑の違いによって味わいの異なるブルゴーニュワインにとって、その造り手の畑でしか味わえないワインもある、というのは素晴らしいことですよね。

オート・コート・ド・ニュイはブルゴーニュワインの4ランクある格付け(グランクリュ 〔特級畑〕・プルミエクリュ〔1級畑〕・村名クラス・地域名クラス)の中で1番下のランクですが、味わい的にはその上のランクである村名クラスのレベルです。

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ラズベリーなどの赤系果実の香りがあり、果実のポテンシャルの高さを感じさせる密度があります。味わいも、地域名クラスとは思えないしっかりとした果実味があり、僅かな熟成感、品の良いミネラル感が落ち着いた厚みを与えています。香りにも味わいにも派手さはありませんが、ほどよい酸から生まれる骨格があり、造り手のワイン造りに対する誠実さと、素朴な気品、ブルゴーニュワインの奥深さが感じられる素晴らしい味わいです。

ミシェル・グロ ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ フォンテーヌ サンマルタン ルージュ_2014_1
ミシェル・グロ ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ フォンテーヌ サンマルタン ルージュ_2014_1
ミシェル・グロ ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ フォンテーヌ サンマルタン ルージュ_2014_2
ミシェル・グロ ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ フォンテーヌ サンマルタン ルージュ_2014_2

特徴的な身体意識は、センター(細径軸・中径軸)、中丹田、温球、心田・心田流、下丹田、肩包面、転子など。

センターは天性のクオリティを持つ細径軸が美しく通っており、僅かに中径軸も通っています。

頭部にはセンターの両側に天性のクオリティが入ってきており、心地よい涼しさが感じられます。

喉の高さ辺りに、天性のクオリティをもつ肩包面のような身体意識があり、味わいに滑らかさ、気品を生み出しています。そことは別に、肩包面も形成されており、熟成感のある温かく落ち着いたクオリティを持っています。

中丹田は二重構造をしており、その両側、心田・心田流と重なるような位置に、温球も形成されています。中丹田の強さは、葡萄を比較的高温で発酵させていることも関係していそうです。これらの身体意識と前述した天性のクオリティをもつ身体意識とのクオリティの違いがこのワインの魅力を生み出しています。

温球へと入ってくる2本のリバースは、造り手の父であるジャン・グロと二人で築き上げた畑ならではの身体意識でしょう。

心田・心田流はやや直線的に入って来ています。これも畑の特徴でしょうか。

下丹田も薄っすらと形成されています。どっしりとした感じではなく、ほどよくしみじみとした落ち着きを生み出しています。

天性のクオリティを持つ転子も形成されており、派手さのない気品を生み出しています。規模の大きい肩包面や三層構造のセンター、側軸などが生み出す気品とはまだ違った印象で面白い構造です。

BA_ミシェル・グロ ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ フォンテーヌ サンマルタン ルージュ
BA_ミシェル・グロ ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ フォンテーヌ サンマルタン ルージュ

このように、身体意識から観ると全体としてはシンプルな構造なのですが、涼しさと熱さや温かさ、そして落ち着き、という偉大なワインに例外なく揃っている要素を持っており、それらが強く主張することなく、しかし和食の出汁のようにしっかりと全体を支えていることが分かります。このような方個性を持つワインがあるのもブルゴーニュの魅力ですね。

ミシェル・グロ ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ フォンテーヌ サンマルタン ルージュ_2014_3
ミシェル・グロ ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ フォンテーヌ サンマルタン ルージュ_2014_3

この造り手の他のワインの中では、
コストパフォーマンスに優れた、
ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ/Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge

フラグシップである、
ヴォーヌ・ロマネ プルミエクリュ クロ・デ・レア/Vosne-Romanee 1er Cru Clos des Reas
がお勧めです。

特にクロ・デ・レアは素晴らしいワインですので、一度は飲んで頂きたい一本です。

ヴォーヌ・ロマネ プルミエ クリュ クロ・デ・レア_2000
ヴォーヌ・ロマネ プルミエ クリュ クロ・デ・レア_2000

一般的な味わいなどの詳細は、インポーター資料より抜粋します。

ヴォーヌ・ロマネ村最高峰と言われるモノポール1級畑「クロ・デ・レア」を所有。ブドウの持つエレガントな味わいを大切にする生産者。

ヴォーヌ・ロマネ屈指の銘醸『グロ家』

グロ家の歴史は1804年に生まれたアルフォンス・グロ氏から始まりました。それからこのドメーヌの名声を今日のように高めたのはルイ・グロ氏から畑を分割相続し1963年に独立した、ジャン・グロ氏でした。彼はとても独創的・革新的な人柄で、畑の拡張や機械化の促進など、様々な革新を試み、醸造方法の開発に貢献した人でした。このジャン氏は1995年ヴィンテージの収穫後に引退し、3人の子供たち(ミッシェル氏、ベルナール氏、アンヌ・フランソワーズ氏)に畑を分配しました。

エレガントでクラシックなピノ・ノワール

ミッシェル・グロ氏は1970年代より父、ジャン・グロ氏と共にワイン造りを続け、現在は1995年に相続した単独所有のヴォーヌ・ロマネ一級畑「クロ・デ・レア」を始めとして合計17.44haの畑を所有しています。ミッシェル氏の造るワインは比較的高温発酵で、ぶどうの持つ要素を最大限引き出しています。そのためワインはとてもエレガントな味わいのワインに仕上げられています。

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Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge Fontaine St Martin
ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ 赤
グロ家のオート・コート・ド・ニュイはニュイ・サン・ジョルジュの東約7kmの所に位置します。ラズベリーやチェリーのような果実味に富み、程よいボディが心地よい赤ワインです。

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Vosne-Romanee 1er Cru Clos des Reas
ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ クロ・デ・レア
ヴォーヌ・ロマネ1級畑中最高に評価されるモノ・ポール「クロ・デ・レア」。ベリー系果実とスパイスの香りを想わせる見事なブーケとしなやかで官能的な風味が素晴らしいワインです。

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旧ジャン・グロの正統的後継者 お値打ちのオート・コート・ド・ニュイ

ヴォーヌ・ロマネにおけるかつての大ドメーヌ、ジャン・グロは、96年に3人の子供への相続が完了。
リシュブールを妹のアンヌ・フランソワーズに譲る代わり、ジャン・グロの看板となるモノポール畑、ヴォーヌ・ロマネ1級クロ・デ・レア2.12haを継承したのが長男のミシェル・グロ。
また、ジャン・グロのラベルが消滅するはるか以前から、実質的にジャン・グロのワインを造っていたのもミシェル・グロである。

あらためてグロ家の家系について述べれば、ジャン・グロにはほかに3人の兄弟がおり、兄のギュスターヴと妹のコレットはグロ・フレール・エ・スールを創設。このふたりには子供がなかったため、ジャンの次男、つまりミシェルの弟であるベルナールが跡を継いだ。
ジャンの弟のフランソワはドメーヌ・フランソワ・グロを立ち上げ、娘のアンヌが成長するとドメーヌ・アンヌ・エ・フランソワ・グロに改名。95年以降、ドメーヌ・アンヌ・グロとして継承された。
ミシェルの妹、アンヌ・フランソワーズはポマールのフランソワ・パランに嫁ぎ、ジャン・グロの生前贈与が始まった1988年にドメーヌ・A-F・グロを創設。ワインを醸造しているのは夫のフランソワ・パランである。
このように現在、グロを名乗るドメーヌは全部で4つ存在する。

ドメーヌ・ミシェル・グロはヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、シャンボール・ミュジニーに畑を所有。特級畑としてはクロ・ヴージョの最上部に0.2haの区画を所有する。ただし、もっとも広い畑はブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイで、その面積は10haを超える。
これはジャン・グロとは別にミシェル・グロが若い時からコツコツと広げた区画である。

赤ワインの醸造は手摘みで収穫後、ブドウ畑の中で選果。3〜6人の摘み取り人に対しひとりの選果人をつける。
醸造所に運ばれたブドウは100%除梗。1996年以降、ドメーヌでは補糖を一切せず、万が一、熟度が足りない場合にはエントロピー・エヴァポレーターを用いて果汁を濃縮する。
自生酵母による万が一のトラブルを好まないミシェルは、培養酵母を用いてアルコール発酵。発酵の前半でルモンタージュ、後半はピジャージュによって抽出を行う。
ブルゴーニュ・ルージュとブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイの樽熟成は、最初の6ヶ月を大樽で行い、その後、1〜3年使用した小樽に移して12ヶ月続ける。村名以上は小樽で18ヶ月だが、新樽率はアペラシオンごとに異なり、村名で30〜40%、1級で50〜80%、特級のクロ・ヴージョで100%だ。

ミシェル・グロのワインは濃いめの色調をもち、果実味が前面に出て、オークの香ばしいフレーバーが豊かに香るタイプ。しかしながら、アペラシオンごとのテロワールはそのテクスチャーの中にきちんと表現され、ニュイは力強く、ヴォーヌは気品があり、シャンボールはシルキーである。

また生産量の多いオート・コートは、価格の割りに質が高く、ラインナップの中でもとくにお値打ちの1本といえよう。

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1830年から続くヴォーヌ・ロマネの名門中の名門グロ一族
ヴォーヌ・ロマネの名門、グロ家の血を引くドメーヌの一つ、ミシェル・グロ。グロ家は、1830年ニュイ・サン・ジョルジュ村近くショー村のアルフォンス・グロ氏によって設立され、4代目のルイ・グロ氏が今日のヴォーヌ・ロマネの名門と呼ばれる、グロ・ファミリーの礎を築きました。そして、5代目が伝説の醸造家として知られるジャン・グロ氏。彼はヴォーヌ・ロマネを代表する造り手の一人として知られており、彼の造るワインは、「これぞブルゴーニュ赤ワインの模範」であると一世を風靡。そして1996年、ジャン・グロ氏が引退するのに伴い、ドメーヌの畑は長男ミシェル氏、次男ベルナール氏、そしてアンヌ・フランソワーズ女史ら3人の子供に分割・譲渡されることとなります。長男のミシェル氏はドメーヌの建物とモノポールのクロ・デ・レアを始めとする畑を得て、グロ家の伝統の名に恥じぬ素晴しいワインを造り続けています。 ミシェル氏は、1975年ボーヌ市のブドウ栽培学校を卒業後、父のドメーヌ「ジャン・グロ」で働き始めました。1978年には、それまで通り父ジャン氏との共同作業をつづけながら、一方で自分自身のドメーヌ「ミシェル・グロ」を創立。父のブドウ畑からとれる2ha分のブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイを醸造し、ミシェル氏自身のワイン造りの第一歩を踏み出しました。また、ジャン・グロのラベルが消滅するはるか以前から、実質的にジャン・グロのワインを造っていたのもミシェル氏であることは良く知られている事実。ジャン・グロの名を世界に広めた綺羅星の如く輝くワイン達は、実際にはミシェル氏の手によるものであり、彼の卓越したセンスと経験は当時から高く評価されていました。故に分裂後のグロ一族の中で、ミシェル・グロが最もそのワイン造りを色濃く継承しています。 現在は1995年に相続した単独所有するヴォーヌ・ロマネ一級畑クロ・デ・レアを始めとした合計約23haの畑を所有。樽を強調したり果実の凝縮感に頼らないブドウのもつエレガンスを引き出したスタイルでグロ家の伝統を継承するワイン造りに徹しています。除梗は100%、35度までと比較的高温で発酵することでブドウの持つ要素を最大限引き出します。発酵と醸しの前半はルモンタージュ、後半はピジャージュを行い、種を除去してからのプレス。これら全ての過程はソフトさや果実味を表現することを目的として行われています。

ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・フォンテーヌ・サン・マルタン ルージュ

ヴォーヌ・ロマネの名門の血を引くドメーヌ、ミシェル・グロ。ブルゴーニュ赤ワインの模範と称されるグロ家のスタイルを受け継いだ、ブドウのエレガンスを引き出す造りが特徴です。こちらのフォンテーヌ・サン・マルタンは、ミシェル氏と父のジャン・グロが、長い年月をかけて作り上げたモノポール(単独所有畑)。ミシェル・グロの新たな挑戦として、2014年に満を持して初リリースしたキュヴェとして、愛好家からも注目されています。

こちらのフォンテーヌ・サン・マルタンは、ミシェル氏と父のジャン・グロが、長い年月をかけて作り上げたモノポール(単独所有畑)。この区画はかつてシトー派の修道院が所有していましたが、19世紀末にフィロキセラ禍によってブドウ畑が壊滅。以後、その大部分は放置され森に覆われてしまいました。その森を親子2代に渡って開拓し、2014年に満を持して初リリース。 除梗は100%、35度までと比較的高温で発酵することでブドウの持つ要素を最大限引き出します。発酵と醸しの前半はルモンタージュ(タンク下部からブドウ液をポンプ等で汲み上げ果帽の上に注いで循環させる手法)、後半はピジャージュ(棒などで果帽を突き崩し液体に沈める手法)を行い、種を除去してからのプレス。これら全ての過程は「ソフトさ」や「果実味」を表現することを目的として行われています。ワインはステンレスタンクにて発酵が行われ、オーク樽で18ヵ月間熟成。ラズベリーやチェリーのような果実味に富んだ味わいが魅力です。

※《》内はインポーター資料より
https://mot-wine.mottox.co.jp/winery/publish/html/540.html

https://order.luc-corp.co.jp/shop/m/m10107801/

https://www.enoteca.co.jp/item/detail/LC1130200

生産者の情報
http://www.domaine-michel-gros.com

名称 ミシェル・グロ ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ フォンテーヌ サンマルタン ルージュ
英字表記
Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Fontaine Saint Martin Rouge(Domaine Michel Gros)
生産者 ドメーヌ・ミシェル・グロ
国・産地
フランス・ブルゴーニュ・オート コート ド ニュイ
セパージュ【葡萄の品種】
ピノ・ノワール100%
ビンテージ【葡萄の収穫年】 2014
タイプ【泡/白/ロゼ/赤など】
STポイント※1 86
クラス※2 ハイクラス
抜栓 2019/12
※1
本サイト責任者による評価。身体意識のレベルを中心に、香り・味わい・ポテンシャル・コストなどから算出。最大100ポイント。
※2
価格帯により分類
レギュラークラス3000円未満
ハイクラス6000円未満
スペシャルクラス1万円未満
プレミアムクラス1万円以上
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