【連載】タイトル未定 vol,030 日本ワインを広めるために海外の味覚を調べてみた、今日のワイン「ロンコ・ディ・サッシ プリミティーヴォ・アパッシメント~2016年~」

こんばんは、管理人です。

 

 

〜〜はじめに〜〜

連休中は台風19号が近づくために、関東より以北は大雨、強風に警戒が必要のようです。

台風の脅威としては昨年2018年に発生した台風21号と同等レベルの勢力を持っているようです。

 

先月に発生した台風15号は千葉県を中心に停電による被害がフォーカスされました。昨年の台風21号も同様に停電被害が出ていたようです。

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関西電力の停電は延べ225万戸、完全復旧に2週間超「風台風」へのもろさ露呈 -産経新聞-

https://www.sankei.com/west/news/181004/wst1810040007-n1.html

 

今回の台風19号は同等の勢力なので、十分な警戒が必要ですね。

さてここでマーケティング観点で見てみましょう。

 

「養生テープ」台風に備えてTwitterで話題に 「今年最強クラスの台風」対策方法は -Itmedia-

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1910/10/news144.html

 

このニュースがどれくらい、養生テープの売り上げに影響しているのかまだ分かりませんが、近くのコンビニではすでに缶詰など数が減っています。

なぜこんな事象が起きるのかいうと、コンビニに来た人は数が少ない缶詰を見て「あ、みんな台風対策のために買っているのか。だったら買っておこう。」という集団意識が働くからだと思います。もちろん自主的に対策している方もいらっしゃるかと思いますが。

これはブランド戦略の一部です。ブランドがなぜ、ブランド力を持っているかというと、みんながそのブランドを認知しているからです。前回のラーメン一蘭の成功の秘訣でも紹介しましたが、消費者はモノの価値プラス情報にお金を払っています。つまり、みんなが買っている(消費している)ものという情報にお金を払っているわけですね。

集団意識が働くと、みんなが買っているモノは何故か「質が良いモノ」と認識してしまい購入してしまいます。

飲食店を掲載している「食べログ」なんかも同じ原理が働きますよね。食べログの星の数やコメント、投稿数の数を見て「質が良い」のか判断する人が多いのではないでしょうか。

もちろん投稿数の数や星の数が、「質の良い=味の美味しい」お店に比例する場合もありますけど、そうではないケースもありますよね。

 

本当に美味しいお店や、今本当に必要なモノを自分の判断で選べるよう基準を持っておくことも大事だと思います。

 

さてそれでは、今回の連載も行ってみましょー!

 

〜〜今日のワイン〜〜

ロンコ・ディ・サッシ プリミティーヴォ・アパッシメント~2016年~

 

イタリア、赤ワイン、プリミティーボ、ボトル3,000円程度

造り手:PROVINCO

https://www.provincoitalia.it/

 

最初の口当たりはフルーティでフレッシュです。味がすぐに身体に染み渡って、鼻の先に赤い意識、中丹田より少し下方向(横方向にも)川の流れのように紫の意識が広がります。

開いてくると、少し固くなるイメージなのが少し残念かもしれません。しかし、ずっしりした重みがあるため管理人は好きです。重厚感ですね。カシス、ブルーベリー、ナツメグ、若干のナッツ、少し鉄分が感じられ、クリーミーな香りも広がります。パワー系で美味しいです。

もう少しデイリーワインな価格だと嬉しい!笑

 

 

〜〜ワイン関連情報〜〜

日本ワインを広めるために海外の味覚を調べてみた

 

日本ワインを広めるきっかけとして、成功例:サントリーの山崎をモデルにしようと思ったのですが、山崎の海外や日本のプロモーションが具体的に見つかりませんでした。管理人のリサーチ方法が悪かったのか・・・?もう少し探してみようと思います。

 

そこで少し異なるアプローチで日本ワインを広めるきっかけを見つけたいと思いました。

それは飲み物、食べ物に一番重要なファクターである「味」です。

ワインというには、日本市場を見るとやはり国外産ワインの消費量が多いと思います。それでは、そんな美味しいワインを作っている国々の人達はどんな味覚感覚をしているのでしょうか?

今回はフランス限定ではありますが、見ていきましょう。

 

フランス人に日本酒「獺祭」を飲んだ感想を聞いている、YouTube動画です。

日本人で日本酒を飲んだ時の味覚は、どんなイメージですか?なんとフランス人は「フレッシュ」や「フルーティ」「アルコールが薄い」という味覚を感じたようです。

フルーティはなんとなく分かる気がしますが、日本酒は日本人からしたら、アルコール度数は決して低いものではなく、フレッシュという感じではない気がしますよね。

 

さらに日本では有名なチューハイである、「氷結」をフランス人に飲んでもらい、感想を聞いています。

ここでも氷結は「アルコールが強くない」という味覚を感じたようです。確かに炭酸が効いているので、フレッシュ爽快な感じはあるかもしれませんが、フランス人からしたら氷結は「スプライト」に似ているようです。どんだけアルコールに強いんだよ、フランス人・・・笑

 

最後は日本が誇れる(と思っている笑)ビールをフランス人に飲んでもらった感想です。

日本のアルコールは海外の味覚からしたら、アルコール度数が低いと感じられてしまうのでしょうか?フレッシュ感は感じてもらえるものの、度数が高いと感じるもの(重たいもの)が好みなのかもしれません。

 

 

これらの動画を見てみると、確かに日本ワインで今回紹介したようなプリミティーボを使ったワインのように、重たいワインはあまり無いですよね。というか管理人はまだ出会ったことないです。

大体がフレッシュで軽いワインか、クリーミーでまろやかさが感じられるワインです。そもそも日本人と海外とでは味覚が異なっているのですね。

では、世界に通用する日本ワインはどのようなワインになるのでしょうか?

 

それには二つの道があると考えました。

一つは、日本独自の路線を行くということです。そもそも同じワインであっても海外勢のワインと比べることはしません。日本ワインは、フランス人が日本酒やビールに持った印象と同じく「フレッシュ」さや「フルーティ」さを武器にアルコール度数が低いと感じるが、飲みやすいワインとして提供すること。

 

もう一つは、日本のテロワールで世界に通用するような重厚感のあるワインを造るということです。醸造については管理人は素人中の素人なので、そもそも実現可能か不明です。しかし、日本の市場だけをパイとして考えるのではなく、世界に発信することを前提に考えてみると重厚感のあるワイン造りを目指す必要があるのかと思います。日本でも管理人や総支配人のようにパワー系ワインが好きな人種もいますからね。日本でのパイが0という訳ではありません。

 

次回もどのように日本ワインを広めることができるのか、考えていきたいと思います。

 

 

〜〜さいごに〜〜

最近は日本ワインのことばかりですね。都内の広尾というところに日本ワインが数多く置いているショップがあるということなので、今度行ってみようと思います。

西麻布 日本ワインショップ 遅桜

http://osozakura.jp

 

有料試飲もできるようなので、今度レポートしていきますね。

しかし、ワインを進んで飲んで行くとお金がバンバン無くなっていきますわ。笑

色々と考えないとなぁと思っている金欠管理人です。笑

 

次回更新は10/13(日)です。

次回の更新もお楽しみに!!

 

 

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